前々回の続き、今月5~7日に行った四国旅行の記事、第6回。
※この記事の写真は2011年8月7日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm f3.5-5.6で撮影、ただし写真の右下に“#”があるものはNIKON COOLPIX S4で撮影、特記が無い限りトリミングなし。

2011年8月7日、旅の3日目。

高知とは違って、前夜泊まったホテルは(ちょっと高かったけれど)立地が良くてグッスリ眠れ、スッキリ起床。チェックアウトして6時半頃に伊予大洲駅へ。時間が早く営業時間外のため駅スタンプは押せないと諦めていたが、しかたなく終日設置されている(自分としてはどうでもいい)“アンパンマン・スタンプラリー”のスタンプを押そうとしている姿に気を利かせてくださったのか、(こちらが何も言ってないのに)駅員さんがカーテンの閉まった事務室から駅スタンプを出してくださり「まだ早いけどな」と笑顔で一言。大感謝。初日の大杉駅とは大違いだ。

スタンプ押印後ホームへ。6時48分発の乗る予定の列車は既に入線していた。

▼伊予大洲駅にて
伊予大洲駅
3日目のスタートは伊予大洲駅。

キハ185系3100番台@伊予大洲駅
国鉄型気動車同士の並び。右側の列車が乗車予定のもの。

キハ185系3100番台@伊予大洲駅
キハ185系3100番台。

キハ185系3100番台@伊予大洲駅
松山行きで、伊予長浜駅のある海沿いの路線を経由する。

キハ185系3100番台@伊予大洲駅
車内。固定されたリクライニングシートがボックスシートの配置で並ぶ。

この列車の車両は、キハ185系3100番台。特急形気動車のキハ185系を普通列車用にリニューアルしたものだが、座席は固定されてリクライニングや方向転換ができなくなっているものの特急時代そのままなため、座り心地や乗り心地は一般的な普通列車の車両とは雲泥の差。こんな車両に青春18きっぷだけで乗れるのだからお得だ。お金のかからない優雅な旅である(笑)。

スタンプを出してくださった駅員さんについでに頼めば良かったかとも思うのだが、青春18きっぷにまだこの日の日付印が押されていなかった。ということで代わりに車掌さんにサインを頼むことに。が、新人さんなのか青春18きっぷへのサインの仕方が分からなかったらしく、乗客の私の「日付書いて、列車番号書いて、“レチ”(列車長の略。車掌の意。)って書いて・・・」という指示で車掌さんがサインするという不思議な光景が展開された(笑)。

途中、伊予長浜駅で列車の行き違いのために長時間停車した際に、一旦降りて駅舎の隣の観光案内所で駅スタンプを押したりしつつ、最初の目的地の下灘駅(しもなだ)に7時34分到着。

▼下灘駅に到着
キハ185系3100番台@下灘駅

キハ185系3100番台@下灘駅

キハ185系3100番台@下灘駅

キハ185系3100番台@下灘駅

前々から訪れたかった駅、下灘駅は海沿いにある駅として知られ、青春18きっぷのポスター等、よく写真が用いられているが、実際は線路と海の間に道路が走っており、完全な海沿いの駅とは言い難い(かつては完全な海沿いだったが、埋め立てられて道路ができたらしい)ので、もしかするとそういったポスターを見てここを訪れた旅人の中には期待はずれと言う人もいるかもしれないが、私は「もっと秘境駅へ行こう!」(牛山隆信著/小学館文庫)を読んで知っていたので失望は全く無かった。道路があることを補って余りある雰囲気の良い駅だった。夕陽の名所でもあるので、次の機会には夕暮れ時に来てみたいと思う。

▼下灘駅
下灘駅
瀬戸内海沿いの駅だが、海との間には割と交通量のある国道378号線がある。

下灘駅
間に道路があるとはいえ、ホームからの伊予灘の風景はスバラシイ。

下灘駅
駅名表示板。

下灘駅
ベンチに座って海を眺めながら列車を待つことができる。贅沢だ。(トリミングあり)

下灘駅
駅舎。渋くて古いというイメージがあったが、勘違いだったらしくさほどでもなかった。

下灘駅
駅舎の向こうには瀬戸内海。(トリミングあり)

下灘駅
下灘駅ノート「ウッフッフ」(笑)。

下灘駅
ホームに出なければ道路は見えない。(トリミングあり)

下灘駅
改札を抜ければ海を一望だ。

このまま1時間ほど下灘駅で過ごしても良かったのだが、先述の「もっと秘境駅へ行こう!」を読む限りでは、1駅手前の串(くし)駅の方が雰囲気が良さそう。下灘駅へ来る途中に車内から見た限りでもなかなか良さそうだったので、駅ノートに書き込んだ後、7時53分発の普通列車で串駅へ向かった。

▼この列車で下灘駅を出発
下灘駅

串駅に7時57分着。早速駅周辺を散策。「もっと秘境駅へ行こう!」に書かれていた海を一望できるという、ホームの線路を挟んで向かい側にある細い坂道を登ってみた。

▼串駅
串駅
串駅から走り去る列車。

串駅
ホームの向かいの細い坂道を登ってみる。

串駅
坂道途中から見たホーム。ホームの背後の木は栗で、青いイガグリを実らせていた。

串駅
さらに坂道を登る。

串駅
登りきったところから望む海。

坂を登りきると(墓場に通じているという話だったが、道の先にあったのは家と畑だった)瀬戸内海を一望でき、確かに美しい風景だったが、やはり下灘駅ほどではないが近くには国道が走っているし、ホームからは土手と樹に遮られて海が見えないことや駅舎が無いこともあって、駅の雰囲気は下灘駅のほうが圧倒的に上だと感じた。これなら下灘駅でゆっくりするのだったと後悔。しかし、来て見なければわからなかったことだと気を取り直し、次に乗る列車までの時間の潰し方を考える。

ホーム上も含め駅周辺には日陰はほとんど無く、小1時間も夏の日向でボーっとしていても仕方が無いので、思い切って下灘駅まで歩いてみることにした。串~下灘間の駅間距離は時刻表で確認すると2.6キロ。ほぼ平行して国道が走っており、距離に多少の誤差はあるとしても下灘駅で(串駅から乗る予定だった)列車に間に合いそうだった。というわけで串駅を出発。

▼串駅前
串駅
左へ入る細い坂道を登ったところにホームがある。

駅前の道を少し進んで国道に出て、瀬戸内海を左手に、線路を右手に見つつ(線路は家に遮られたりトンネルの中だったりして時々しか見えなかったが)ひたすら歩く。

串駅を出発して30分強で下灘駅が土手の上に見えた。平均時速5キロ程で歩けたようで思いのほか早かったが、国道から土手と線路の向こう側の駅舎へ行く道が無い。すぐそばの駅を横目に見つつ、ちょっとあせりながらさらに進むこと5分、ようやく見つけた横道を入った所に「400m JR下灘駅」の標識。ホッと一息。結局駅に着いたのは列車の発車時刻の5分ほど前で、無事に乗ることができた。

▼下灘駅へラストスパート
下灘駅
土手の上に下灘駅が見えたが、そこへ行く道が無い!

下灘駅
ようやく見つけた案内標識。

下灘駅
無事に列車に乗れた。

それにしても次回は夕陽の見える時間帯に・・・と思っていた下灘駅を1時間後に再訪することになろうとは思わなかった。(笑)

下灘駅を後にして、松山駅へ。次々々々回へ続く。





東北に元気を!


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