2020/11/14
姫神フェイスブックコンサート
新型コロナウイルス流行のため、なかなかコンサートなどの人が集まるイベントが行われにくいご時世。そんな中、今月5日に姫神の無観客コンサートのライブ配信が公式フェイスブックで行われた。【姫神フェイスブックコンサート】(※仮タイトル)
2020年11月5日 20時00分開演
第1部 ~ 講演 ~
第2部 ~ 演奏 ~
01.風の祈り ・・・ アルバム『炎 -HOMURA-』(1993年)より
02.千年の祈り ・・・ アルバム『千年回廊』(2000年)より
03.遠い日・風はあおあお ・・・ アルバム『姫神伝説』(1983年)より
04.空の遠くの白い火 ・・・ アルバム『姫神』(1982年)より
05.雲海 ・・・ 『富士の星暦 サウンドトラックCD付きフォトブック』(2014年)より
06.虹橋 ・・・ アルバム未収録曲(2014年)
第3部 ~ コラボレーション ~
07.あの空の下に ・・・ アルバム『千年回廊』(2000年)より
ChieArt作品とのコラボ
08.スターリーテイルズ ORIGA Self Remix
・・・ 『スターリーテイルズサウンドトラック』(2011年)収録曲の未音源化ver.
KAGAYAスタジオ作品とORIGAのコンサート映像とのコラボ
09.ASTRA~曲名未定~Planetarium ・・・ DAISHI DANCEとのコラボ曲メドレー
演奏場所は宮城県仙台市の(株)東北共立のラボで、その映像が公式フェイスブックで生配信される、という形式。演奏をテレビで生放送というのはあったが、ネット配信は姫神史上初だろう。
冒頭、姫神と山口太鼓、東北共立の辿ってきた歴史についてのお話の後、演奏が始まった。星さんは白いコンサート衣装+胸元に山口太鼓の千社札+マスク+メガネといういでたち。マスクはともかくとして、演奏時のメガネ着用は何気に初めて見たような気がする。
「風の祈り」はコンサートの定番にして代表曲。もはや名刺代わりといっても良いだろう。正方形のステージの周りに設置された照明の光線が四角錐を形作って、あのピラミッド型の演奏ブースを連想させた。
「千年の祈り」は姫神ヴォイスのパートが琴風の音色に置き換わったインストバージョン。たぶん2009年の伊勢神宮内宮での奉納演奏以来11年ぶりで、本当に久々に聴いた。冒頭に風の音が追加されていて、それがまた良い味だった。
「遠い日・風はあおあお」「空の遠くの白い火」は今年2月の四日市を思い出しながら聴いた。こういう形で聴くことになるとは、2月には思いもしなかった。先代の名曲。
「雲海」「虹橋」は二代の作品で、上海コンサートの映像と共に演奏された。前者は近年のコンサートでよく演奏されるが、後者は珍しい。私は演奏は初めて聞いた。2014年の上海コンサートの際に製作された楽曲で、タイトルは「ホンチャオ」と読む。
続いてコラボレーションパート。
「あの空の下に」は近年のコンサートではラストに演奏されることが多い。ChieArt作品のスライドショーと共に演奏されたが、曲の暖かみと絵の雰囲気がよく合っていた。
「スターリーテイルズ ORIGA Self Remix」はORIGAさんの公式サイトで使用されていたリミックスらしいが、是非可能なら音源化してほしい。KAGAYAスタジオ作品の「スターリーテイルズ」「富士の星暦」と、ORIGAさんのコンサート映像が投影された。このパートに関しては音源が流されて、風の音以外は星さんは操作してなかったと思うが、最後の方で映像のORIGAさんが両手を広げるところで、星さんもスクリーンの方へ向いて両手を広げて、それがなんだかグッとくるものがあった。コンサートでの共演の機会が無かったのが残念でならない。
最後のDAISHI DANCEとのコラボ曲は、てっきりシンセパートを演奏するものだと思っていたら、まさかのDJ!それが驚くほど(というと失礼かもしれないけれど(汗))さまになっていてかっこよかった。姫神の新たな魅力発見。
以上でコンサート終了。講演を含め1時間20分ほど。
現地で演奏を見ながら音を浴びるのとモニター越しとではもちろん全くの別物ではある。それでも、こういう場を設けて頂けたのはファンとしてありがたいし、とても嬉しい。コメントで「8888888888」と拍手を送り、DJパートでは「↑↑↑」とコメントしながら大いに楽しんだ。
姫神・星さんと東北共立をはじめ関係者の方々、ありがとうございました。
早くコロナ禍が落ち着いて、現地で演奏を聴ける日が来ますように。
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