前々から気になっていた本「ときめき昆虫学」を読了。



著者であるメレ山メレ子さんの虫との触れ合いを描いたエッセイ集・・・と思って読み始めた。実際、そういう読みものには違いないが、同じくらい、あるいはそれ以上に生き生きと描かれているのが、メレ山さんに虫について指南する、虫に対する愛情が爆発している人々の愉快な生態だ(笑)。東日本大震災の津波で流された車からゲンゴロウ用の網が盗まれてなかったことに驚喜する人。昆虫食に並々ならぬ情熱を燃やし、蚕(メレ山さんがペットとして飼育している)の美味しい食べ方を伝授する人。虫LOVEな人たちのなんと面白い生態か。さすがに自分はここまでではないと思いたい一方で、こうなりたいと思う自分もいる。章が進むにつれ、メレ山さんもその方向へ一歩一歩前進しているような・・・。

徹頭徹尾、虫(カタツムリやクモなど昆虫でないものも含む)と「虫屋」の話が盛りだくさん。とても楽しめるエッセイ集だった。オススメです。

余談ながら、生き物に携わる人々を描いた作品として、以前読んだゲッチョ先生こと盛口満さん(今月から沖縄大学の学長に就任したらしい。ビックリ)の「生き物屋図鑑」が思い浮かんだ。こちらもオススメ。

 

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