常緑樹の葉裏などでムラサキシジミが集団で冬を越す姿は、かねてから見たいと思っていた。しかしここぞという場所を探してみるものの見ることはできず。叶わぬままに毎年冬が終わっていた。今冬も終盤。やはり見ることはできないままに終わるかと思われた。

先日、カシトガリキジラミの羽化が見たいとアラカシの葉をめくっていたところ、突然手元からムラサキシジミの群れ(5~10頭)が飛び立ってウオッとなった。どうやら手を差し入れた場所で集団越冬していたらしい。一瞬できた青紫の蝶吹雪は見事だったが、越冬を邪魔したのは申し訳ないし、念願の集団越冬を見逃したのもショック。覆水盆に返らずとはこのことで、飛び立った後、葉上で日光浴を始めたムラサキシジミを撮ってお茶を濁した。

ムラサキシジミの集団越冬

その2日後、諦めきれず件のアラカシへ。もしかすると戻ってきているかもしれない。淡い期待を持ちつつ、たしかこの辺り・・・という場所をまじまじと見つめたが、見当たらない。やはりだめだったか。諦めかけたその時、枝に引っ掛かった丸まった枯れ葉の隙間から顔を覗かせるムラサキシジミと目が合った。

ムラサキシジミの集団越冬

この隙間にはもう1頭いて計2頭。また、この記事を書いている今日行ってみると3頭が越冬していた。集団というには少し寂しい気もするが、とりあえず目標達成。心置きなく春を迎えられそうだ(笑)。

※1枚目は2019年2月20日、2枚目は22日、OLYMPUS STYLUS TG-4 Toughで撮影。

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