先日書いた「古典部シリーズ」の記事で触れた「米澤穂信と古典部」を読んだ。



新作の短編が収録されており、それがメインの目的。主人公、折木奉太郎が中学時代に書いた読書感想文がテーマ。「走れメロス」を題材にした感想文についてはすでに過去作で語られていたが、今回はそれ以外の2作について、古典部のメンバーたちによって吟味される、短編としても短いお話。芥川龍之介の「猿蟹合戦」(そんな作品があるとは知らなかった)の読書感想文に込められたある秘密とは。奉太郎らしくないオチに古典部メンバー(奉太郎除く)は大いに盛り上がるのだった。それにしても本当に奉太郎らしくない。どういう心境でこんな秘密を仕込んだのか。いわゆる中二病ってやつか?

さて、他にも作者の対談など盛りだくさんの内容で、古典部シリーズの次作は夏休み、次々作は修学旅行を題材にしたものとのこと。えるがああいう状況になった後に迎える夏休み。どんな物語が紡がれるのか非常に楽しみ。





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