先日、マルバハギから長い糸でぶら下がった小豆ほどの大きさの繭を見つけた。イラガの繭を思わせる模様があり、なかなかオシャレなデザイン。

チビアメバチの一種の繭

糸は長いものでは20センチほどもあり、すごい立地(?)で繭を作るもんだと感心したが、よく探してみれば5センチほどのものや、糸が無く直接ハギの枝にぶら下がっているものもあった。そしてぶら下がっている傍にはぺちゃんこになったイモムシの死骸があることも。

チビアメバチの一種の宿主?

おそらくこの体内から出た幼虫が糸を伸ばしてぶら下がり、繭を作ったのだろう。その正体は・・・。

チビアメバチの一種

繭の付いたマルバハギの周りを飛び回っていたこの蜂、チビアメバチの一種と思われる。ホウネンタワラチビアメバチがよく似た繭を作るようだが、それは脚と腹部全体が赤褐色なのに対し、今回見つけた蜂は腿節と腹部の細くなっている部分が黒。おそらく近縁の別種だろう。

さて、この繭を撮影している最中、1ミリに満たないほどの小さな小さな蜂が繭にとまっているのに気付いた。

チビアメバチの一種の寄生蜂?

チビアメバチの一種の寄生蜂?

お尻の先が繭に接しており、どうも産卵しているように見える。寄生バチだろうか?チビアメバチも寄生バチだから、寄生バチの寄生バチ、いわゆる「重寄生」だ。初めて見た。寄生バチといえども寄生の魔手からは逃れられない。

※1・2枚目は2016年9月14日、3枚目は16日、4・5枚目は15日、OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough。

関連記事
Secret

TrackBackURL
→http://erbaf.blog95.fc2.com/tb.php/2201-63a21804