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2016.05.28
ギンイチモンジセセリ(春型)
ここ数年見たい見たいと思いつつ叶わなかったギンイチモンジセセリ。地元での探索は諦め、先月30日、生息しているという場所へ少し遠出してみた。
河川敷のオギの群落で見られるというのでまずはそれを探す。ほどなく細い支流の土手ではあったがオギの群落を見つけた。と、小さな黒い蛾のような昆虫がちらちらと飛ぶ姿がある。これじゃないかと思うが、全くとまってくれず撮ることもはっきり確認することもできない。より良い場所が他にあるかもと探索したが無く、本流の河川敷へあきらめムードで行ってみた。橋の上から見る限りオギの群落は無さそうだったが、ヨシ原の片隅に2メートル四方くらいの小さな群落があった。そして出現!


ギンイチモンジセセリ(春型)。翅の裏の白いストライプが眩しい、シャープな印象のカッコいい蝶だ。飛び方は他のセセリチョウとは一線を画し、ヤマトシジミなどに近い感じ。草間をちらちらという感じに飛ぶ。これを見てみたかった。念願叶って嬉しい。ただこの日は風が強かったこともあり、十分なシャッターチャンスが無いままギンイチモンジセセリはいずこにか姿を消してしまった。
今月4日、リベンジに赴く。首尾よく出現。しかしこの日も風が強く、まともには撮れず、フラストレーションが溜まる撮影となった。



さらに7日にも3度目の正直で行ってみたが、今度は姿すら現さず。曇りの天候のためかもしれないが、出現期間が凄く短いらしいし、シーズンが終わったのではとも思える。来年はもう少し早めに狙うとしよう。
それにしても今年生息地に行ってみて、これまで地元で「こういうところにいるはず」と探していた環境と全く違ったことに唖然とした。そして改めて地元で探してみて、生息地と同様の環境がどこにでもありそうでどこにもないということに驚いた。道理で局地的な分布なわけだ。河川の改修工事の影響もあって全国的に少なくなっているらしい。兵庫県版レッドデータではBランク(絶滅危惧II類)、全国版では準絶滅危惧種となっている。
※2016年4月30日(3~5枚目は5月4日)、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6。
河川敷のオギの群落で見られるというのでまずはそれを探す。ほどなく細い支流の土手ではあったがオギの群落を見つけた。と、小さな黒い蛾のような昆虫がちらちらと飛ぶ姿がある。これじゃないかと思うが、全くとまってくれず撮ることもはっきり確認することもできない。より良い場所が他にあるかもと探索したが無く、本流の河川敷へあきらめムードで行ってみた。橋の上から見る限りオギの群落は無さそうだったが、ヨシ原の片隅に2メートル四方くらいの小さな群落があった。そして出現!


ギンイチモンジセセリ(春型)。翅の裏の白いストライプが眩しい、シャープな印象のカッコいい蝶だ。飛び方は他のセセリチョウとは一線を画し、ヤマトシジミなどに近い感じ。草間をちらちらという感じに飛ぶ。これを見てみたかった。念願叶って嬉しい。ただこの日は風が強かったこともあり、十分なシャッターチャンスが無いままギンイチモンジセセリはいずこにか姿を消してしまった。
今月4日、リベンジに赴く。首尾よく出現。しかしこの日も風が強く、まともには撮れず、フラストレーションが溜まる撮影となった。



さらに7日にも3度目の正直で行ってみたが、今度は姿すら現さず。曇りの天候のためかもしれないが、出現期間が凄く短いらしいし、シーズンが終わったのではとも思える。来年はもう少し早めに狙うとしよう。
それにしても今年生息地に行ってみて、これまで地元で「こういうところにいるはず」と探していた環境と全く違ったことに唖然とした。そして改めて地元で探してみて、生息地と同様の環境がどこにでもありそうでどこにもないということに驚いた。道理で局地的な分布なわけだ。河川の改修工事の影響もあって全国的に少なくなっているらしい。兵庫県版レッドデータではBランク(絶滅危惧II類)、全国版では準絶滅危惧種となっている。
※2016年4月30日(3~5枚目は5月4日)、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6。
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