姫神が音楽を手掛けたKAGAYAスタジオ製作のプラネタリウム番組「ネイチャーリウム オーロラの調べ 神秘の光を探る」。今月7日、京都府城陽市の文化パルク城陽へ見に行ってきた。昨年あった上映は見逃してしまい、大変遅ればせながらの初見ではある。

別の場所での予定をこなしてから行ったのだが、思いのほか時間がかかって、到着したのは上映25分前。京都から乗った近鉄車内では時計とにらめっこだった。チケットを買って座席へ。相変わらず「後ろの方が見やすいです」と係の方に案内されたが、「富士の星暦」の経験を踏まえ、中央やや右前の位置に陣取る。

オーロラの調べ@文化パルク城陽

15:30、星空解説の始まり。「富士の星暦」の時にも聴いた淀川長治さん調の小気味良い解説だ。しかしいかんせん観客が少ないのが寂しい。私を入れて10人いるかどうか。ゴールデンウィークの土曜日でこれとは、団体利用で収益を上げているのかもしれないが、もう少し経営努力をしても良いんじゃないかと余計な心配をする。

30分の解説が終わって、いよいよ「オーロラの調べ」。タイトルから受ける印象では全編ガッツリとオーロラかと思いきや、さにあらず。オーロラが観測できる北極圏の自然風景が半分を占めたのが意外だった。わらわらといるライチョウなど面白い映像もあって良かったが、オーロラを見に来たという意識で見ると拍子抜けかもしれない。とはいえもちろんオーロラの映像もある。ドームの画質の問題もあって前半は「あれ、こんなもんか?」という様相だったが、その分後半のブレイクアップ(オーロラ爆発)の感動が増したように思う。座席の位置取りが良く、光のカーテンが頭上を踊る様は見応えがあった。ただ先述のように画質が残念で、ピントが甘いというかコントラストが弱いというか、ただでさえぼんやりとしたオーロラが余計にぼんやりして迫力がそがれているように思えた。「富士の星暦」共々、いつか画質の良いドームで見なくては。

音楽は全体として従来の姫神色は薄く、「スターリーテイルズ」寄りの曲調。今回初コラボとなったALBINAさんのヴォーカル曲が特に印象に残った(オーロラではなく自然風景の場面の曲)。サントラ発売が待ち遠しい。製作期間中に亡くなってしまったORIGAさんとのコラボ曲は「奇跡の恵み feat.ORIGA〜オーロラ・ヴァージョン〜」と「Electric Sun feat.ORIGA」の2曲。この歌声がもう聞けないとは、改めて残念だ。

近畿唯一の上映館である文化パルク城陽での上映は今月29日まで。この番組は特に近畿地方が不遇で、今後の上映館の拡充に期待したい。

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