西尾維新先生の小説「物語シリーズ」。ニコ生でアニメ化されたものを見て原作が読みたくなり、昨秋辺りから読み始めたが、面白い。「言葉遊び」が楽しいセリフの数々、小気味良いテンポ、原典は「猿の手」以外無いようだがあることを感じさせる怪異の数々。漫画「xxxHOLiC」に通じる雰囲気もあって、そのファンとしてはかなり好みだ。良い作品に巡り会った。

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基本的にはアニメの後追いで読んでいるので、話の筋は知った上で読むことになるのだが、「傷物語」は現在公開されている映画は見ていないので小説が先となった。忍野忍が吸血鬼のキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードだった時代の終わり、主人公・阿良々木暦との出会いが描かれている。シリーズの他の作品(時系列では「傷物語」の後)でさらっと触れられたりはしていたが、詳細に語られたものを読むと印象がかなり違った。特に「吸血鬼の残りかす」と表現される忍がどういう存在なのかということについて。「傷物語」を読む前と読んだ後で、特に「化物語」においての忍の印象がかなり変わった。そりゃ、しゃべりたくなくなるわな・・・。あと忘れてはならないのが、羽川翼。他の作品で描かれているように、暦が恩義を感じている理由とは?

「終物語」というのが発売されて、ああシリーズが終わるんだなと思いきや、まだまだ続いている「物語シリーズ」(笑)。新刊に追いつけるように読み進めねば。

     

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