先週末、地元(三木市)で前々から気になっていた「弁慶の足跡」を見に行ってきた。田んぼの間を曲がりくねる細い道の脇にそれはあった。

弁慶の足跡(跡部の石仏)

弁慶の足跡(跡部の石仏)

一方の岩に足跡に似た窪みがあり、それがこの愛称の由来なのだが、実は昭和初期に郷土史家によってつけられた愛称であり、特に弁慶が踏んづけたというような伝説があるわけではないらしい(こちらを参照)。地名の「跡部」とも無関係。なんじゃそら。

実はこの2つの岩は石仏で、道の方を向いているのは背中。昔この地にあった常蓮寺の仁王像だという。「弁慶の足跡」というのは本来おまけ要素にもならないようなただの窪みであって、真の見どころは反対の田んぼ側の方だ。

弁慶の足跡(跡部の石仏)

弁慶の足跡(跡部の石仏)

風化しているが、一方はかすかに表情もうかがえる。まるで微笑んでいるようにも見えるが、仁王像ならば元は憤怒の表情だったのだろう。現在のこの表情に引きずられたか、解説板には地蔵と書かれているが誤りだ。それにしてもこの解説板、2体の石仏の間の仏塔をまたぐように設置されており、罰当たりというか景観を乱しているというか、内容も含めて無い方が良い。

弁慶の足跡(跡部の石仏)

解説板はともかく良い石仏だった。これが地元にあるというのが嬉しい。

※2015年10月24日、NIKON COOLPIX L610(5枚目はOLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6)。

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