3月に近江今津でヴォーリズ建築を見てまわる中、偶然知った情報。なんと江若鉄道の旧・近江今津駅の駅舎が現存しているという。ヴォーリズとは関係ないがこれは見ないわけにはいかない。スマホを片手にてくてく歩き到着。農協の建物として使われており、往時からはリフォームされてしまってはいるが、1969年に廃線となった鉄道の駅舎が、おそらく廃線時に保存するという発想は無かっただろうにもかかわらず現存していること自体が奇跡だろう。特徴的な大きなトンガリ屋根は天窓こそ無くなっているがほぼそのまま。しかも軒の支柱には19世紀に作られた古レールが使われており、改修を免れて現在も残っている。

江若鉄道・近江今津駅駅舎

江若鉄道・近江今津駅駅舎
▲駅舎時代の正面玄関

江若鉄道・近江今津駅駅舎
▲傾斜した屋根はホームへの出入り口の雨覆いで、往時には壁は無かったらしい。構内踏切を渡り、右側にあった島式ホームへ行くという構造だったようだ。そして写真奥の方へ線路は伸びていた

江若鉄道・近江今津駅駅舎
▲古レール

江若鉄道・近江今津駅駅舎
▲製造年の「1895」の刻印

江若鉄道・近江今津駅駅舎
▲こちらは見にくいが「1898」。このレールの下に1882年製のレールが溶接で継いであったらしいが見逃した。いつか再訪した時に覚えておかなくては

駅舎には往時の写真が掲げられており、それと似た構図を探して撮ってみたりもした。

江若鉄道・近江今津駅駅舎

江若鉄道・近江今津駅駅舎

江若鉄道・近江今津駅駅舎

江若鉄道・近江今津駅駅舎

思わぬ鉄分補給ができた近江今津散策だった。

※2015年3月28日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD。

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