ヴォーリズ通り最後の1軒は旧今津郵便局。1936年に建てられ、1978年まで使われた。入口シャッターが閉まっており、こちらも内部は見学できず外観を撮影。建物の傷みが気になったが、今津教会よりも装飾の手が込んでいる分、見どころが分かりやすいというか、撮影のし甲斐がある。郵便マーク入りの瓦がチャームポイント。

旧今津郵便局

旧今津郵便局

旧今津郵便局

そこへ管理をされてる方が現れて「開けましょうか?」。なんとシャッターを開けて下さった。僥倖としか言いようがない。

旧今津郵便局

そして内部を見学させて下さった。窓口のカウンターが一部を残して撤去されている以外は往時の姿そのままらしい。傷んだ箇所を修復しつつ、今年からは日曜日にシャッターを開けて内部を見学できる日にしているとのこと。この日は土曜日。なお、ホームページを見ると土曜日も開館日になっていた。おそらく4月から土日が開館日になった模様。

旧今津郵便局

旧今津郵便局

旧今津郵便局

旧今津郵便局

旧今津郵便局

旧今津郵便局

旧今津郵便局

旧今津郵便局

旧今津郵便局

旧今津郵便局

旧今津郵便局

ヴォーリズ建築の機能美の美味しい所がギュッと詰まったようなすばらしい建物で、特に踊り場で枝分かれした階段が印象に残った。時が止まったような空間は、ヴォーリズファンならずとも近江今津に来たら必見の場所だ。今回は管理人さんをお待たせしている状態での見学・撮影でじっくりとはいかなかったが、見逃した個所も多そうだしぜひ再訪したい。

後ろ髪引かれる思いで後にし、近江今津にもう1軒あるというヴォーリズ建築「前川邸」を捜し歩いたが見つからず。こんなことなら資料館のおばちゃんにでも場所を訊いてくるんだったが、スマホで検索する内、最近になってヴォーリズ建築の特徴である煙突が撤去されてしまったという情報を見つけ気持ちが萎えた。ただでさえ周囲の民家と区別がつかないらしいのに、これでは表札くらいしか区別のポイントが無い。しかしそんな中で興味深い情報を見つけた。なんと1969年に廃線となった旧・江若鉄道の近江今津駅の駅舎が現存しているという。ヴォーリズ建築ではないがこれは見ないわけにはいかない。前川邸探索はやめてそちらへ向かった。

※2015年3月28日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD(2枚目はNIKON COOLPIX L610)。

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