月曜日、ハッチョウトンボを撮影するべく網引湿原へ。北条鉄道の網引駅から徒歩40分ほど。駅舎内には網引湿原のポスターが貼ってあった。山道への入り口には案内板も。それによればハッチョウトンボ、ヒメタイコウチ、ヒメヒカゲがこの湿原の「三種の神器」らしい(笑)。兵庫県内有数の湿原であり、加西市は「野生生物保護地区」に指定している。

炎天下のアスファルト道路を30分歩き、台風一過のぬかるむ山道を10分歩くと湿原に到着。見学者用に湿原の中に木道が設置してあるのがありがたい。さっそくその木道を進んでゆくと、足元の草むらから大きめのヒラタアブが飛び出した・・・と思ったらそれがハッチョウトンボのメスなのだった。聞きしに勝る小ささだ。本当に驚いた。慎重にシャッターを切る。初見そして初撮影。

ハッチョウトンボ

このメスをしばし撮影した後、オスを探すが見つからない。最初のメスは幸運のたまものだったかと諦めかけた時、真っ赤に色づいたのが1頭、湿原に異彩を放っていた。

ハッチョウトンボ

それにしてもなんという鮮やかな赤だろう。ショウジョウトンボよりも赤いんじゃないか。これにもまたビックリした。

その後も、親子連れや中高年の団体さんが見学に来るのを横目に夢中で4時間ばかり撮影。目が慣れてきたのか、オスが次々に見つかるようになった。一方で湿原の中ではメスは最初の1頭のみと言って良いくらいで、湿原の縁の森の傍の落ちた枝や刈られた笹の葉にとまっているのをよく見かけた。オスと棲み分けているようにも思えたが、どういう意味があるのだろう。

ハッチョウトンボ

ハッチョウトンボ

ハッチョウトンボ

ハッチョウトンボ

ハッチョウトンボ

ハッチョウトンボ

ハッチョウトンボ
▲腹部挙上姿勢をとるオス

ハッチョウトンボ
▲同じくメス

ハッチョウトンボ
▲まだ赤くなりきっていない未成熟なオス

ハッチョウトンボ
▲交尾

ハッチョウトンボ
▲1円玉との比較。こんなに小さい

あまりに魅力的な被写体。ときおり強風が吹く中、水面のきらめきを背景に配したりしつつ、気付いたら2千枚以上撮っていた。首筋は今も日焼けでヒリヒリ痛いが、この夏通う事になりそうな場所だ。次回は飛翔写真にも挑戦したい。

※2015年7月20日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6(最後はED 50mm F2.0 Macro)。

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