3月6~8日の北陸・信越旅行の模様、第10回。旅の2日目の模様。

直江津から信越本線へと入る。信越本線は鈍行が少なく、駅スタンプ集めには苦労するところだが、この日は臨時快速が運転されており、ありがたい。「信越線スイッチバック号」というマニアックな名前のこの列車で出発。14:31発の長野行きだ。車両は横須賀色の115系とこれまたマニアック。車窓には雪をかぶった妙高連山が見え、雪国へ向かっていることを実感させる。

直江津駅

信越本線の車窓

本当は列車名の由来であろう二本木駅のスイッチバックをこの列車で味わいたいところだが、駅スタンプ優先で直江津からわずか2駅の高田で下車、押印。ホーム傍の駐車場には除雪された雪が積まれていた。駅舎は高田城がモチーフらしいが、何を血迷ったか東京駅・丸の内駅舎もデザインに取り入れたために、何だかよく分らない奇抜な格好をしている。

高田駅

高田駅

ここからは14:59発長野行き「妙高6号」で2駅先の脇野田へ。「妙高」は往年の特急「あさま」の車両を使用した鈍行列車であり、3月のダイヤ改正で姿を消す列車でもある。特急「あさま」時代には乗ることもなく、つまり碓氷峠越えを体験しないまま廃止されてしまったのは悔しい限りだが、今更どうなるものでもない。入線時には隣に湘南色の115系が停まっており、そこにあさま色の189系がやって来るのはなんだか不思議な光景だった。

高田駅(妙高号)

鈍行とはいえ2駅なので、わずか6分ほどで「妙高」での旅は終わる。脇野田到着。この駅は北陸新幹線開業に合わせて上越妙高に改称されたが、訪問時にはまだ脇野田であった。

脇野田駅(妙高号・上越妙高駅)

すでに駅の移設が行われ、駅舎も新しい立派なものになっていたが、この駅舎が良かった。私が好きな駅舎は古くからの木造駅舎であり、本来なら古い駅舎の解体・新築は忌むべきことなのだが、この駅は例外と言って良い。とにかく駅舎からの眺望がすばらしいのだ。曲面を描く大きなガラス窓の向こうには雪化粧した妙高連山。まるで一幅の絵画のようで、思わず息をのんだ。他にも木材をふんだんに使ったドーム状の吹き抜けなど、駅舎というよりは美術館のような趣の建物であり、立ち寄る価値のある駅舎だ。こういう駅とは事前に知らないままになんとなく長めに滞在時間を取っていたのだが、正解だった。

脇野田駅(上越妙高駅)

脇野田駅(上越妙高駅)

脇野田駅(上越妙高駅)

脇野田駅(上越妙高駅)

思いがけず良い駅だったこともあり、駅名改称前の記念も兼ねて窓口で入場券を購入。ふと同じく駅名改称を控えていた寺井駅でも買っておけば良かったという思いが頭をかすめたが、しょうがない。

~つづく~

※写真は2015年3月7日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD(1・4枚目はNIKON COOLPIX L610)。

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