先月6~8日の北陸・信越旅行の模様、第4回。旅の1日目終盤。

駅スタンプ押印のために6分間しか時間が無かった小杉駅。駅スタンプは窓口に保管されており、駅員さんに頼まなければ押せない。ああ、それなのにそれなのに。窓口には旅慣れない感じの女性客が張り付いて切符を買おうと四苦八苦。しかもよりによって買おうとしているのは開業初日の北陸新幹線の指定席で、なおかつ通路側が良いのなんだの座席位置まで指定している。対応している駅員さんも慣れてないのかどこかへ問い合わせつつ四苦八苦。とにかく時間がかかる。そうこうする内にあっという間に予定の列車の時刻が過ぎ、万事休す。この後の旅程が1時間強遅れることが決定。

しかし、ガッカリする私の耳に信じられない案内放送の音声が入ってきた。「次の金沢方面への列車は5分遅れて運転しております」だと!?ええっ、まだ列車来てなかったのか?!驚いていると、タイミング良く女性客が切符を買い終えた。このチャンス逃すまじ。駅員さんにお願いして、駅スタンプ押印完了。そして予定の列車に乗れた。何たる僥倖!泣かされることもある列車の遅れに今回は助けられた。

小杉駅

定刻は17:56発だが、先の案内放送通り約5分遅れて18:01頃に高岡行きの列車は発車した。これで高岡駅まで戻るわけだが、5分遅れたことにより、今度は高岡駅での押印時間がたったの2分間しか無くなってしまった。高岡から乗る列車はこの列車の折り返しと思われるので、数分遅れることも期待できるが、それでも厳しい。幸いにも高岡駅のスタンプは改札内に設置されていて駅員さんに頼む必要はないので押印自体は時間がかから無さそうだが、そこまでの列車からの往復がどうか。不安の中、列車は高岡駅に滑り込んだ。ドアが開くと同時に猛然とダッシュ!階段を駆け上がって改札口へ。そして押印。再びダッシュで列車へと戻る。ほぼ定刻(18:12)の発車だったが、なんとか間に合った。高岡駅の写真は1枚も撮れなかったが、上々だろう。

次に向かうは呉羽駅。ここの押印可能時間は19:30までであり、初日の旅程を組むにあたっての1つのポイントだった。18:26着で次の列車まで7分間しか無かったが、無事押印。

呉羽駅

次は18:33発の列車で、今宵の宿泊地の富山・・・を飛ばして、1駅先の東富山駅のスタンプを押しておく。この1駅が大きく、これによって翌日の旅程が楽になるのだった。さて、乗り込む列車だが、これがなんと475系。国鉄の急行型電車であり、今度のダイヤ改正で引退すると言われている車両だった。旅のどこかで乗れればいいとは思っていたが、本当に乗れるとは。

呉羽駅(475系)
▲対向列車も475系だった

北陸本線475系
▲ボックスシートが並ぶ車内

昭和の鉄道旅行の雰囲気をしばし味わい、東富山駅に18:47着。幸せな気分で下車。

東富山駅(475系)

東富山駅(475系)
▲後ろ3両は国鉄色だった(トリミング)

東富山駅

ここの押印可能時間も19:30までだが、無事に間に合って押印し、早々にホームへ戻る。駅スタンプを頼んだ駅員さんに「もう行っちゃうんだ(笑)」と言われてしまった(笑)。そんな私の目に飛び込んできた煉瓦造りの小屋。これが駅スタンプの図柄にもなっている「駅灯室」で明治41年に建てられた古いものだ。ランプ小屋とも呼ばれるが、要は危険物保管倉庫である。

東富山駅

小ぶりながら味わい深い建物で、いつか再訪して日中に時間を取ってじっくり見てみたい。

これで後は今宵の宿泊地、富山へと1駅戻るだけ。18:54乗車、19:01富山着。富山駅には北陸本線のこれまでの利用に感謝する大きなパネルがあった。

富山駅

ホテルへ向かう前に腹ごしらえ。引き寄せられるように駅蕎麦屋に入ってかき揚げ蕎麦を食べた。味は・・・まあこんなもんか。ちょっと期待したレベルには届かず。

富山駅

そもそも駅蕎麦に味を期待するのはどうかと思われるかもしれないが、美味しいところは本当に美味しい。実際、この旅の最後に美味しい駅蕎麦に巡り会うのだが、この時は知る由もない。

ホテルにチェックインし、1日目終了。

~つづく~

※写真は全て2015年3月6日、NIKON COOLPIX L610。

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