本日行われた第8回朝日杯将棋オープン戦の準決勝・決勝戦で、羽生善治名人が勝利し、朝日杯史上初の連覇を達成した。



準決勝は伊藤真吾五段との対局。先手の伊藤五段の中飛車を羽生名人が受ける展開だったが、先手の美濃囲いを端攻めから華麗に寄せきっての勝利。伊藤五段に銀をボロッと取られるミスがあったとはいえ、貫録の完勝だった。

決勝は昨年と同じ(今期棋王戦とも同じ)顔合わせで、渡辺明二冠との対局。渡辺二冠は準決勝で豊島将之七段との相矢倉戦を制しての決勝進出。そして決勝の戦形は、なんと先手の羽生名人が中飛車!準決勝の伊藤五段のお株を奪うかのような選択で、対渡辺戦では先手中飛車は初の採用だ。相穴熊の将棋となったが、中盤で無理気味の攻めが通り、渡辺二冠の2枚角の反撃を▲7五香の歩頭香の1手で止めて快勝。これで朝日杯連覇とともに、通算1308勝となり、勝数が歴代3位の中原誠十六世名人に並んだ。

なお、これらの対局はニコ生で中継されていたが、解説の山崎隆之八段がイジられたり墓穴を掘ったり自虐したりで良い味だった(笑)。また、決勝で使用された駒の内、角には故・升田幸三九段の歯形がついているのだとか。升田先生なんで噛んだの?!

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