「新耳袋」シリーズの続編的な実録怪談集「九十九怪談」の5巻目を読了。

九十九怪談 第五夜 (角川文庫)amazon画像リンク作成ツール

今巻の話は、偶然や見間違い、機械の故障など、理屈をつけて説明できないこともない話が多かったように思う。もっともそうした偶然に意味を見出すなら紛れもなく怪異譚なのだが。漫画「xxxHOLiC」の侑子さんなら「偶然じゃないわ、必然よ」とでも言いそうだ。

理屈がつけようが無い不思議な話、妖怪の存在を思わせる話もこれまで通りもちろん収録されている。注目すべきは外国人や海外で育った人など、異文化に浸かってきた人が日本で体験した話が数話収録されていること。これは興味深い。「新耳袋」シリーズからここに至るまでで初めてのタイプの話じゃないだろうか。今後の巻でもこういった話があると面白いのだが。

     

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