昨日~今日行われた、将棋の第63期王将戦七番勝負第4局は挑戦者の羽生善治三冠が渡辺明王将を破って対戦成績を2勝2敗とした。



この第4局は居飛車党の後手・渡辺王将がゴキゲン中飛車を採用したのにまず驚かされた。オールラウンドプレーヤを目指すということだろうか?なお、先日の王位戦リーグでも採用して佐藤康光九段に敗れている。

対する羽生三冠は超速3七銀を採用。ただ、序盤で角が7九に隠居してしまい、やや苦しいかに見えた。しかしそこからの攻めがうまく繋がり、渡辺王将の巧みな追い上げを振り切っての勝利。最後は隠居した角が守備に利いているおかげで寄せを逃れており、それを見越しての▲7九角だったなら恐るべしとしか言いようがない。

羽生三冠の連敗で始まった今シリーズだが、タイとなって改めて仕切り直し。流れからすると羽生三冠有利か。

また、渡辺王将との通算対戦成績がこれで29勝28敗(2千日手)となり、1つ勝ち越し。あの2008年の「3連勝4連敗」となった第21期竜王戦第7局以来らしい。一時は完全に「羽生キラー」と化していた渡辺二冠だが、直近10局も7勝3敗であり、もはや苦手な相手ではなくなってしまった感がある。





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