先月29日から今月2日まで行っていた、津軽と道南を巡る旅の模様。その第8回。(前回はこちら

※この記事の写真は2013年10月31日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDで撮影。

石川寺山八幡宮を後にして弘南鉄道の石川駅へ戻る。駅舎やホームに朝陽が差し綺麗だった。

石川駅(弘南鉄道)

石川駅(弘南鉄道)

7:21発大鰐行き。石川まで乗って来たのは赤いラインが入った元東急7000系7000形だったが、今度は同じ7000形ながら青いライン。石川寺山八幡宮の傍にもあったが、大鰐線の線路際にもリンゴ畑があって、いかにも青森のローカル線らしい車窓だった。

弘南鉄道大鰐線

大鰐7:30着。改札で駅員さんに運賃を支払う。この駅はJR奥羽本線の大鰐温泉駅と隣接というか一体になっており、下車した大鰐線ホームから跨線橋を渡ってJRのホーム・駅舎へ行くことができる。弘南鉄道の駅舎も隣接してあって、駅前広場には地名にちなんだピンク色の鰐の像が佇む。ただ、地名の「オオワニ」は元々は「オオアニ」で、「アニ」は森のある谷間を意味するアイヌ語の「アネ」に由来するという。鰐は由来に何の関係も無い当て字だ。

大鰐駅(弘南鉄道)

大鰐温泉駅大鰐温泉駅

大鰐温泉駅の窓口で撫牛子(ないじょうし)までの乗車券を購入。中央弘前、大鰐、大鰐温泉とこの日の駅員さんはすべて女性(おばちゃん)だ。大鰐温泉駅の方は少し津軽なまりがあってそれが暖かい雰囲気を醸していた。

7:52撫牛子発・・・のはずだったが、列車が遅れているというアナウンス。結局4分遅れて発車。弘前駅での乗り換え時間は3分しかないのでダメかと思ったが、8:07発青森行きの普通列車は待っていてくれた。

定刻の8:11から数分遅れて撫牛子に到着。3日目第二の目的地、駅から徒歩5分ほどの撫牛子八幡宮へ向かって歩き出す。と、道は行き止まり。まさか迷うとは思わなかった。行き止まりのところから荒れた畑の中を突っ切って正しいルートに復帰し、やたらと車の多い細い道を渡って路地に入り、神社の裏側に着いた。参拝後、参道を逆に辿って一の鳥居の鬼コを見に行く。

撫牛子駅撫牛子

鳥居の鬼コ@撫牛子八幡宮
▲車の通りの多い道路に面して立つ鳥居に緑色の鬼が1匹(※ポップアート使用)

鳥居の鬼コ@撫牛子八幡宮
▲石川寺山八幡宮とは違ってリアルな造形(※ポップアート使用)

鳥居の鬼コ@撫牛子八幡宮
▲ここの鬼コは童歌に歌われているらしい。「角コ無エ~」とあるが短いながらも角はある

ユーモラスな石川寺山八幡宮のとは違って、恐ろしさを感じる姿をしたリアルな造形の緑色の鬼だった。ポップアートを使った方が肉眼で見たときの色味に近い気がして少々多用。

ただこの神社、あまり雰囲気が良くない。鳥居の前の道路の車の通りが激しかったのもあるが、何よりも境内の木のほとんどが切り倒され、丸太と化してあちこちに積み上げられており、荒んだ印象だった。参考にしたサイトの写真とは全く別物だ。中央に大きなイチョウの樹があったが、枝のほとんどが落とされ胴体だけのような痛々しい姿。台風か何かの被害に遭ったのだろうか?原因不明だが、7月頃に伐採されたらしい。拝殿の扉も閉じられており、参拝の際に開けようとしたが開かず、仕方ないので節穴から100円玉を突き入れたらチャリンと音がして賽銭箱に入ったようだった。

そうした影響もあってか、ここの鬼コにはあまり良い印象を持たなかったが、代わりに壊れた灯篭の上に思わず笑みがこぼれるような光景を見つけた。

撫牛子八幡宮

撫牛子八幡宮

~つづく~

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