先月29日から今月2日まで行っていた、津軽と道南を巡る旅の模様。その第3回。(前回はこちら

※この記事の写真は2013年10月30日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDで撮影。

旅の2日目の朝。定刻6:38。あけぼのは秋田駅のホームに滑り込んだ。

寝台特急「あけぼの」@秋田駅

一時強かった雨も小降りになっていてホッとする。ここで下車するが、改札に向かう前にしばし撮影。

寝台特急「あけぼの」@秋田駅

寝台特急「あけぼの」@秋田駅
▲長岡駅で牽引機がEF81 136号機にバトンタッチしている

寝台特急「あけぼの」@秋田駅
▲6:42秋田発

放送機器が故障して通常のアナウンスが出来ないとかでバタバタした雰囲気の中、改札を出てみどりの窓口へ。予定では鈍行に乗って途中駅で駅スタンプを押しつつ、能代駅から「リゾートしらかみ」に乗る予定だったが、面倒になったのと、少しゆったりしたかったのとで秋田駅から「しらかみ」に乗ることにする。秋田~十二湖間の1号と、十二湖~鯵ヶ沢間の3号の指定席券を購入。

発車まで1時間半ほどある。駅から徒歩10分ほどの千秋公園へ。駅を出るともう雨は上がっていて、公園に着く頃には朝陽も差してきた。ここは秋田藩の久保田城跡であり、その一角には目的の与次郎稲荷神社(與次郎稲荷神社)がある。

江戸時代初期、久保田城を築いた初代秋田藩主・佐竹義宣公の前に、一匹の大きな狐が現れた。狐は「私はこの神明山に住んでいた齢三百の狐の頭だが、築城により住む場所を失くし困っているので、住む場所を与えてほしい。この願いが叶えられるなら、必ず殿のお役にたとう」と願い出た。狐をかわいそうに思った義宣公は、狐に城の茶園の近くの場所を与え、「茶園守の与次郎」と呼ぶことにした。与次郎狐は約束どおり義宣公のため、飛脚として秋田~江戸をわずか六日で往復し大いに働いたが、与次郎狐の活躍により仕事を失くした飛脚たちの恨みをかい(あるいは秘密が漏れるのを恐れた幕府側の手で)、羽州街道の六田村(山形県東根市)で罠にかかり殺されてしまったという。

与次郎狐が殺された場所、山形県東根市にも與次郎稲荷神社があって、そちらは昨年5月に訪れた。今回は伝説の始まりの地、久保田城跡の方を訪れる。八幡秋田神社の右奥にひっそりとあった。

与次郎稲荷神社
▲境内も含め、千秋公園は紅葉が見頃だった

与次郎稲荷神社
▲拝殿の扁額と提灯

与次郎稲荷神社
▲短い参道の両側には何対もの狐像

与次郎稲荷神社

与次郎稲荷神社
▲雨上がりの濡れた石畳にはたくさんの落ち葉

紅葉はこの後行く十二湖でと思っていたが、ここでも思いがけず堪能できた。

秋田駅へ戻り、快速「リゾートしらかみ1号」に乗車。編成は3種類あるが、この日の1号は“くまげら編成”。定刻8:25発。

リゾートしらかみ・くまげら編成@秋田駅
▲リゾートしらかみ1号@秋田駅

~つづく~

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