8月24~26に行った石川県旅行の模様、第8回。(前回はこちら

※この記事の写真は2013年8月26日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDで撮影。

羽咋を後にして七尾へ向かい、のと鉄道に乗り換え。前日入手したパンフレットによれば、笠師保駅から1.8キロの唐島神社には“入らずの森”があって、希少な植物が群生していて天然記念物に指定されているのだという。大いにそそられたが、炎天下を往復1時間歩くというのは遠慮したい。さてどうしたものか、七尾でのと鉄道のホームを見やれば「花咲くいろは」ラッピング車両。この車両ではアニメ「花咲くいろは」のキャラクターの声で観光案内も含んだ車内アナウンスがされてなかなか面白い。この車両で全線を乗り通してみたいとかねてから思っていたので、これ幸いと笠師保をやめて穴水まで乗ることにする。9:51発。

七尾駅(のと鉄道)
▲「劇場版 花咲くいろは」ラッピング車両@七尾駅

見飽きることの無い黄金色に実った田や内浦の海といった車窓を望みながら、キャラクターの観光案内を聞きながらの40分弱。時間が瞬く間に経っていく。すぐ傍の通路にはアニメファンらしき青年が立って、ボイスレコーダーを持った手を天井のスピーカーに向けてずっと伸ばしていたが、腕は疲れないのだろうか?車内アナウンスはCD化されて500円で販売されているのだが。穴水10:30着。

穴水駅(のと鉄道)
▲穴水駅到着

昼食は前日この駅にあるのを見つけた手打ち蕎麦屋と決めていたが、まだ少々時間があるので時間を潰そうと思う。鵺退治に関連した灯篭が収蔵されている鋳物博物館も興味があったが、バスの本数が少ないのでやめて、能登鹿島駅へ戻ってボラ待ちやぐら(かつてボラ漁に使われていたものが観光用に残されている)を見に行くことにする。折り返しの10:41発に乗車。ボラ待ちやぐらは穴水~能登鹿島間の車窓に見えるが、間近に見てみたかったし、能登鹿島から徒歩で行ける距離に見えた。10:48着。

能登鹿島駅(のと鉄道)
▲能登鹿島到着

能登鹿島駅は“能登さくら駅”の別名の通り、ホームに沿って立派な桜の木が何本もあって、時期には桜のトンネルが出来ることで知られている。それにちなんで駅舎は桜色。欧風レトロ調の建物だが、実際には新しそうだ。

能登鹿島駅(のと鉄道)
▲能登鹿島駅の駅舎。向こうには内浦の海

ボラ待ちやぐらへ向けて歩き始めると、右手の海沿いの田んぼにこんもりとした森が見えた。まるで島のようだ。車窓から見えた神社の鎮守の杜で、これも気になる存在だった。近づくにつれその風景の美しさが増し、目を見張る。まるで黄金色の海に浮かぶ島のようだ。こんな風景は見たことが無い。もうボラ待ちやぐらなどどうでもよくなって、この風景を列車の時間まで撮影することにした。

鹿島神社@能登
▲ちょうど稲刈りの真っ最中

鹿島神社@能登
▲まずは神社へお参りに

鹿島神社@能登
▲海と田んぼに挟まれた道を行くと、収穫された米を満載した軽トラがとまっていた

鹿島神社@能登
▲シンメトリーにこんもりしているのが面白い

鹿島神社@能登
▲参道入り口にとまる2台の自転車が良い味を醸していた

鹿島神社@能登
▲神社の名は鹿島神社

鹿島神社@能登
▲鳥居の扁額には神社名ではなく祭神の名前

鹿島神社@能登
▲小山の山頂に拝殿

鹿島神社@能登
▲参拝後に撮影。稲波に浮かぶ島のよう

鹿島神社@能登
▲稲刈り機を船に見立てて

白米の千枚田よりも、こういう風景の方が好みだ。今回の旅で一番心に残った風景だった。

名残惜しく思いながら駅へ戻って、11:42発の穴水行きに乗車。

能登鹿島駅(のと鉄道)
▲ラッピング車でない車両はいまや貴重な存在

待望の手打ち蕎麦を食べるべく穴水へ向かう車窓に、先ほど撮影した鹿島神社が見えた。稲刈りも少し進んだようだ。

鹿島神社@能登
▲鎮守の杜の裏側まで田んぼがある

ボラ待ちやぐら@能登
▲車窓に見えるボラ待ちやぐら

~つづく~

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