今月17日15:30~TBS系列で放送の大雪山をテーマにした番組「天空の方舟」の音楽をシンセサイザー音楽家の姫神が担当する。それに合わせて、姫神が番組のテーマ曲・挿入曲を含む全9曲を収録したアルバムのダウンロード販売を行う。すでに先月31日からmonstar.fmでは開始されており、私もここで購入。今後iTunesやAmazonでも販売されるそうで、本当はAmazonでの販売開始を待つ予定だったが、一足先に紹介してしまおう。

天空への旅~Himekami TV Omnibus~
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天空への旅~Himekami TV Omnibus~

1.天空への旅 feat. ORIGA
「天空の方舟」テーマ曲。姫神ヴォイスとロシア出身の歌手ORIGAがボーカルで競演している。ORIGAの口上を述べるような歌声で始まり、姫神ヴォイスの民族音楽調の歌がそれに続く。ORIGAのソロパートは中間部にもあるが、他に姫神ヴォイスの背後で合いの手的に声の素材が使われている。

2.永遠の花 feat. ORIGA
タイトルは「トワノハナ」と読む。「天空の方舟」挿入曲。ORIGAがメインボーカルを、姫神ヴォイスがバックコーラスを担当。ORIGAの歌はかなり即興的。一方の姫神ヴォイスはおおむね合いの手のように短めの声の素材が使われている(中間部では小さな音量で文字通りバックコーラスを歌っている)。

3.奇跡の恵み feat. ORIGA
2011年にTBS系列で放送された、「奇跡の流氷」テーマ曲。ORIGAがボーカルを担当。姫神ヴォイスは参加していない。ORIGAとのコラボは「スターリーテイルズ」限定かと思っていただけに驚いたものだ。なお、この曲と次曲は全額が東日本大震災の義援金となるダウンロード販売がAmazonでされていた。

4.氷琉 feat. ORIGA
「奇跡の流氷」挿入曲。ORIGAの声が織り込まれたアンビエントで、流氷の下の海中が想起される。放送時は「流氷」というタイトルだったが、先代の楽曲に同名のものがあることもあってか発売に合わせて改題されたようだ。タイトルは「ヒョウリュウ」と読む。

5.水火の天弓
タイトルは「ミズホノニジ」と読む。2008年TBS系列で放送された「火と水の洞爺」のテーマ曲。姫神ヴォイスが歌うポップな印象の作品で、意表をつく曲の終わり方が特徴。今回のアルバム中唯一以前に一般発売されており、2011年発売のベスト盤「姫神 ゴールデン☆ベスト」に収録されている。

6.大地の祈り original version
2005年TBS系列で放送された「氷のゆりかご知床」のオープニングテーマ曲。姫神ヴォイスが歌う民族音楽色が強い一曲。別バージョンが「壮麗詩~大地の祈り」のタイトルでアルバム「天∴日高見乃國」に収録されているが、今回収録されているのは放送で使われたオリジナルバージョン。実は一般発売はされていないがかつてCD化されたことがあり、2005年の姫神コンサートツアー「大地の祈り」の会場で販売されていたパンフレットに「明日への夕暮れ」と共に収録されたCDが付属していた。

7.明日への夕暮れ original version
「氷のゆりかご知床」エンディングテーマ曲。放送時にはたしか「~知床海道~」というサブタイトルがついていた。姫神ヴォイスが歌うゆったりした曲で、タイトル通り夕景が想起される作品。別バージョンが「常葉の杜~明日への夕暮れ」のタイトルでアルバム「天∴日高見乃國」に収録されている。前曲で書いたように、コンサートパンフレットにこの曲が収録されたCDが付いていた。

8.雪の女神
唯一、このアルバム中番組テーマ曲でも挿入曲でも無い1曲(「天空の方舟」内で使われているかもしれないが)。しんしんと雪が降る東北の雪山が想起される。一応姫神ヴォイスの声が入ってはいるが、歌ものというよりはインストといった方が近い。昨年のコンサートで初披露され、私は8月に石川県の白山一里野高原で聞いたのだが、その時は高音の鋭い笛の音で始まっていたのが、アルバムでは低い音色になっており、寂々とした感じが増したように感じた。なお、コンサートでは「雪女」というタイトルで発表されたが、先代に同名曲があることもあって改題したのだろう。

9.天花
タイトルは「テンカ」と読む。「天空の方舟」挿入曲で、アルバム中唯一歌声が入っていないインスト曲。暖かな陽射しの中の花園が想起されるようなホッとする一曲。パンフルートの音色は先代が時々使っていたものだろうか?二代目の曲で聞くのは初めてのように思うが、曲の雰囲気という意味でも姫神という意味でも懐かしい感じがする。一方で風のSE音の使い方はこれまでの姫神の楽曲では無かった趣向。

「TV Omnibus」と銘打たれていることもありオリジナルアルバムという位置づけでは無さそうだが、とにかく姫神の新譜が聴けて嬉しい限り。願わくばCD化して欲しいものだが・・・。





※2017年9月9日、公開終了していた試聴用ブログパーツを削除。

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