ツイッターには掲載したがブログには載せていない今月撮影の昆虫写真をいくつか抜粋して紹介。

▼カヤコオロギ/2018-10-4/OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough
カヤコオロギ
この生息地ではチガヤよりも地面を覆うように生えた小型のササ(オロシマチク?)の葉を好んで食べるようで、特徴的な食痕である長細い穴がたくさん見られる。

▼トビイロツノゼミ/2018-10-5/OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough(超解像ズーム)
トビイロツノゼミ
ミゾソバの茎にいた。

▼クビキリギス/2018-10-5/OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough
クビキリギス
夕暮れ時、道端の草むらで羽化していた。

▼セスジツユムシ/2018-10-8/OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII + MMF-3 + ZUIKO DIGITAL 50mm F2.0 Macro
セスジツユムシ
アジサイの葉上にいた。

▼マユタテアカネ/2018-10-8/OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII + MMF-3 + ZUIKO DIGITAL 50mm F2.0 Macro
マユタテアカネ
赤い実をつけたハナミズキの枝先にとまった。

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小さくて白い綿のような昆虫がフワフワと飛んでいることがある。アブラムシの一種だということは知ってはいたが、その姿をまじまじと見たことはなかった。先日、目の前で道端のツツジの植え込みに舞い降りたので、良い機会だと思って撮影。昆虫離れした面白い姿に驚いた。この虫、エノキワタアブラムシという和名の通り、エノキを寄主とするアブラムシ。ツツジにとまったのは偶然のようだ。なお、雪虫として知られるアブラムシの一種、トドノネオオワタムシのように季節によって寄主植物を変えるということはしないらしい。

エノキワタアブラムシ

エノキワタアブラムシ

エノキワタアブラムシ

※2018年10月23日、OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough(超解像ズーム)。

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先日、ため池の岸を歩いていると、見慣れないバッタが足もとから飛び立って水面へとダイブした。ここまではイナゴなど他のバッタでも見られるが、大概はそのまま水面を泳いで最寄りの岸辺に上がるもの。ところがこのバッタは違った。なんと頭まですっぽり潜水した状態で待機し、こちらをうかがっている様子だったのだ。そしてしばらく後に池の底を歩きだし、近くの岸へ上陸した。こんな行動をするバッタがいるとは知らず、ビックリ。

背面が細長い菱形で、胸部側面に大きなトゲを持つこのバッタはトゲヒシバッタ。背面が鮮やかな黄色でとても目立ったが、体色にはかなり変異があるらしい。湿地や水田等の水辺に生息するというが、そういう環境に適応する中で得た能力なのだろう。

トゲヒシバッタ

トゲヒシバッタ

トゲヒシバッタ

トゲヒシバッタ

トゲヒシバッタ

※2018年10月24日、OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough。

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ゲッチョ先生こと盛口満さんの著書で『僕らが死体を拾うわけ』という本があり、昆虫好きの私の原点の1つともいえる作品なのだが、この中にカマバエという前脚が鎌状になった、いわばカマキリとハエを足して2で割ったかの様な奇妙な姿をしたハエがスケッチ付きで紹介されている。この本を読んで以来およそ20年。見たい見たいと思いつつ、水辺にいるというものの全く見つけることができなかった。ゲッチョ先生もなかなか見ることができなかったらしく、なんとなく珍種というイメージがあったのだが、つい先日、よく行くため池の水際に気になるハエを発見。体長4~5ミリほど。小さくてよく見えなかったが、どうも前脚を持ち上げてカマキリのような姿勢をとり、ときおり前脚をフリフリと振っている様子。もしやと思って接写し、撮影画像を確認してみるとビンゴ。憧れのカマバエだった。日本に生息するカマバエは複数種いるが、分布からミナミカマバエとみて良さそう。

ミナミカマバエ

ミナミカマバエ

ミナミカマバエ

ミナミカマバエ

ミナミカマバエ

頭の形状も三角形でカマキリを思わせる。鎌と三角形の頭は昆虫界ではセットなのか?

それにしても水辺というから水辺に生えた植物にでもとまっているのかと思いきや、本当に水際の濡れた岸辺の地面にいるものが多く、中には水面に静止している個体までいる。この記事を書くにあたり改めて『僕らが~』を読み返してみると、「池の水面のアオミドロの上」にいたという記述が。なんのことはない、ヒントはしっかり書かれていたのだった。

※2・5枚目は2018年10月22日、1・4枚目は24日、3枚目は25日、OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough(1~3枚目は超解像ズーム使用)。



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今月はホバリングしながら吸蜜するホシホウジャクを撮る機会が2度あった。

▼2018-10-2/OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough
ホシホウジャク

ホシホウジャク

ホシホウジャク

▼2018-10-17/OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough
ホシホウジャク

ホシホウジャク

こういうシーンの撮影には苦手意識があったのだが、思いのほかすんなり撮れた。少しは上達してるのだろうか。


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