今月3~5日に広島県へ家族旅行で行ってきた。その模様を写真をメインに紹介する。まずは初日に行った帝釈峡。
岡山県の新見駅からレンタカーで向かったが、雄橋(おんばし)のある上帝釈へ行くはずがナビに神龍湖に連れていかれたりで迷いながらようよう到着。駐車場から徒歩で雄橋へ向かう。紅葉にはまだ少し早かったが、そびえ立つ岩肌と川の流れの渓谷美を楽しめた。雄橋は川を跨ぐような巨大な岩の天然の橋で、かつては実際に生活道として使われていたという。2匹の鬼が架けたという伝説が残り、雄橋へ向かう道中にはその鬼の供養塔とされる石柱もある。実際には石灰岩が川の浸食を受けてできたようだが、伝説を前にそれを言うのは野暮というものだろう。

帝釈峡

▼鬼の唐門
帝釈峡

▼鬼の供養塔
帝釈峡

▼雄橋近くの木の枝には地衣類のサルオガセが付いていた
帝釈峡

▼雄橋
帝釈峡

帝釈峡

帝釈峡



<おまけ>

▼岡山~新見間で乗車した特急「やくも」@岡山駅
特急「やくも」@岡山駅

特急「やくも」@岡山駅

▼新見市内で昼食(ひつまぶしのように途中で出汁を投入するステーキ重)
ステーキ重@新見市

▼日本一の親子孫水車@新見市
日本一の親子孫水車

▼芸備線の東城駅近くで出会った祭りの行列
八幡神社祭礼@東城町

※2016年11月3日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD(7枚目以降はOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough、12枚目はRAW現像)。

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1982年に公開された映画「遠野物語」。音楽を担当しているのが姫神せんせいしょん(星吉昭さんのソロユニットになる前の姫神)であり、そのサントラはCD化されておらず(レコードは持っているがプレーヤーが無く聴けていない(泣))、姫神ファンの私にとって必見だ。しかも2013年にDVD版が発売されている。これは買うしかない!と言いたいところだが、Amazonのレビューを見ると画質に関して酷評されており、ブルーレイ版が出るまで待つべきではと購入に二の足を踏んでいた。ところが先日商品ページを見てみると、中古が格安で出ているではないか。申し訳ない気持ちもありつつもポチッと購入。

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ケースを開けると入ってるものと思っていたブックレット的なものは無い。中古だからかと選択を後悔しかけたが、後で検索してみた限りではどうも元々入っていないようだ。ケース裏側に書かれたあらすじとキャスト一覧で十分ということなのか(「音楽:姫神せんせいしょん」の表記が無いのがちと不満)、なんともあっさりした商品だ。

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早速ノートパソコンで再生。こんな古い映画をパソコンで見れるというのがなんだか不思議な感覚だ。美しい桜の樹を背景にオープニングテーマ「白い川」が流れるクレジットにはしっかりと「姫神せんせいしょん」の名前がある。「キャニオンレコード」(現・ポニーキャニオン)の表記に時代を感じる。

映画「遠野物語」DVD

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さて映画の内容だが、ストーリーは正直微妙だった。箱入り娘が親の決めた縁談相手ではない幼馴染(以前は許婚だったが家が没落した)と恋仲になって・・・というのはいくら1980年代でもベタ過ぎやしまいか。もうちょっと脚本にこだわってほしかった。遠野の民話は物語のあちこちで登場人物の語りによって織り込まれてはいるし、メインストーリーもオシラサマの馬娘婚姻譚をベースにしてはいるが、もっと深く民話と結びついたストーリーにできなかったものだろうか。

映像は美しい。民話が醸成された地の風景を巧みに切り取っている。が、たしかに画質は微妙。4:3の画角といい、ビデオをDVDにダビングしたようではある。音質も音割れしたような、あるいはノイズの入った箇所がある。ただ、オープニング前に表示される文章によれば「本DVDは現存する中で最良のものと考えられるマスターから収録いたしております」とのことで、もしかすると画角4:3ではないオリジナルのマスター(フィルム)が現存しないということかもしれない。とすればブルーレイ版が出ることも無かろうし、このDVDは曲がりなりにも作品を見るとこができる貴重な存在ということになるだろう。

そして最後に注目(注耳?)の音楽。サントラを聴けていないので、初めて耳にする曲がほとんどだ。アルバム『姫神』収録の「白い川」のバージョン違いがいくつか流れるが、その中で気にいったのは1時間1分22秒頃から流れるリズム抜きで1オクターブ低いバージョン。HIMEKAMI Stationによればこれが「遠野のテーマ」と題されたものらしい。35秒ほどしか流れないのが残念。「白い川」以外では、49分36秒頃から流れる曲で、こちらはサントラには収録されていないらしい。情感豊かなメロディーはアルバム『まほろば』収録の「草原情歌」によく似ており、草原のシーンであることといい、「情歌」の似合うシーンといい、おそらく原曲なのではと思う。また、27分36秒ごろから当てぶりの横笛の音色として用いられている星さんのシンセの独奏曲もなかなか良い。横笛からシンセの音がしているのはシュールだし、星さんがこぶしをまわしてるのに笛の指が動いてなかったりするけれど。



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一昨日、姫神によるサントラが配信リリースされたKAGAYAスタジオ製作のプラネタリウム番組「ネイチャーリウム オーロラの調べ 神秘の光を探る」。サントラ配信を祝して(?)、姫路科学館プラネタリウムへ一昨日見に行ってきた。現在唯一の近畿での上映場所であり、かつ地元兵庫県というのが嬉しい。わざわざ京都府の城陽市まで見に行ったことを思えばなんと楽な事か。



ところが、さにあらず。「姫路科学館」という名前の響きから市街地の姫路城の傍にでもあるのかと思いきや、最寄り駅は姫新線の余部駅。しかもそこから徒歩30分である。一応、姫路駅からバス(所要約20分)はあるが、姫路駅9時台は早すぎるし、その次は12時台まで無く、土日の番組上映開始は12:45なので12時台は危険に思われた(※実際はたぶん大丈夫)。よって余部駅からの徒歩を選択。しかし乗り継ぎに恵まれず、結局家から3時間半もかかった。姫路駅では乗り継ぎ時間を利用してマイタケの天ぷらとサンマのかば焼きがのった「えきそば」を食べたりもしたから時間は無駄にならなかったが、県内なのに遠いことよ。体感は城陽市へ行くのと変わらない。

▼何度か食べた姫路駅名物「えきそば」だが、マイタケ天とサンマかば焼きというトッピングは初めて見た。うまし
えきそば

▼姫新線・余部駅
余部駅

▼姫路科学館
姫路科学館

12時頃到着し、プラネタリウムのチケットを購入(500円)。このプラネタリウムは2013年にリニューアルされており、映像システムが高画質の「4k」へと変わった。置いてあったパンフレットには「関西一の大迫力映像」とある。これが2回目を見に来た大きな理由で、アナログテレビのようなぼんやりして迫力がそがれた画質で見た前回に物足りなさを感じていたのだった。

12:35にプラネタリウム内へ。ドームスクリーンの大きさは世界第5位だという。

姫路科学館

姫路科学館

12:45、CG映像(結構迫力があった)も使った注意事項説明の後、まずは15分間の星空解説。リニューアルで光源がLEDになったという星空。なかなか美しい。そして「オーロラの調べ」の上映が始まった。高画質という点に関して期待を抱き過ぎていた面もあって、最初は「あれ、こんなもんか?」と感じもしたが、1回目見た際のかゆいところに手が届かないようなモヤッとした画質のもどかしさは全く感じない。細部に目が行くようになった中盤からは画質の良さを実感。岸辺に打ち寄せる氷の欠片などの接写映像のディテールが綺麗だし、なによりオーロラの迫力が明らかに増している。正直ぼんやりしたオーロラに画質の良し悪しがそこまで影響するものかとも思っていたが、予想が裏切られた。ブレイクアップは鳥肌もの。音質の良い音楽とも相まって素晴らしかった。プラネタリム番組は4k画質で見ないともったいない。

「オーロラの調べ」は来年4月10日までロングラン上映(平日13:50~、学校休業日12:45~)されている。アクセスはちょっと悪いですが皆様もぜひ姫路科学館へ。

※2016年11月12日、OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough。


※ハイレゾ版はmorae-onkyo musicで配信。

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KAGAYAスタジオ監修・制作の全天周プラネタリウム番組「オーロラの調べ」の姫神によるオリジナルサウンドトラックが、本日、配信リリースされた。

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01.ユグドラシル
02.ユーラシア
03.クリスタル・カーテン
04.アークティック・リージョン
05.ツンドラ feat.ALBINA
06.アークティック・ナイト
07.太陽、空、海 feat.ALBINA
08.エレクトリック・サン feat.ORIGA
09.ブレイク・アップ・オーロラ feat.ALBINA
10.奇跡の恵み feat.ORIGA〜オーロラ・ヴァージョン〜

番組公開開始から約1年半を経ての待ちに待ったリリース。CD版のリリースは未定のようだが、今回、姫神初のハイレゾ版が配信されており(AmazonはMP3のみ)、そちらを購入。他のアーティストも含めて初めてハイレゾというものを今聴いているが、確かに音質が良い。各音がとてもクリアに聞こえ、特にヴォーカルやリズムパート(パーカッション)でそれが顕著なように思う。

収録曲だが、今のところお気に入りはインストの「ユグドラシル」「ユーラシア」と、初コラボとなったALBINAさんが歌う「太陽、空、海 feat.ALBINA」。それらを含め、ヴァイオリンやビオラの音が前面に出た壮大な曲調のものが多い印象。こうした弦楽器パートの作編曲は二代・姫神の特色のひとつになりつつあると思うが、聴いていてとても心地よい。また従来の笛の音色の姫神節もさりげなく織り込まれていて、隠し味のように効いている。「オーロラ~北欧」というテーマに沿いつつ、姫神の音楽世界ととても良くバランスが取れた作品集だと思う。ただ、番組のシーンに合わせたものとして仕方がないのだろうが、曲長が1分台のものが3曲あるのが少し物足りない気も。特に「エレクトリック・サン feat.ORIGA」は、ぜひORIGAさんのアルバム『Lost and Found』収録の別バージョン「Electric Sun ‘ORIGA’」を併せて聴かれることをオススメする。

なお、今月30日には「富士の星暦」のサウンドトラックも配信リリース予定とのこと。ようやく名曲「凛星」が手元にやって来ると思うと嬉しい限り。また、ハイレゾの音質でORIGAさんの歌う「ふじの山」が聴けるのも楽しみだ。

                         
※ハイレゾ版はmorae-onkyo musicで配信。



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買い逃していた漫画『とりぱん』の19巻と、最新20巻を読了。

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18巻から引き続きの傾向だが、やはり鳥成分が以前と比べて多くなっている。元々が鳥をメインに扱っているのだから当たり前と言えばそれまで。ただ、10~17巻辺りは結構昆虫も取り上げていて虫好きとしては嬉しかったものだ。昨今の世情からして虫成分を減らしてくれというような理不尽なクレームでもあったのかと勘ぐってしまうが、さすがにそれはないか?

ともあれ、安心の「とりぱん」クオリティ。ホッコリする鳥のエッセイ漫画満載である。20巻は私が好きなアオゲラのポンちゃんの出番が多かったのも嬉しかった。実物のアオゲラをまだ見たことがないのだが、一度威張っている?その姿を見てみたいものだ。



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