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2016.06.30
TG-4用フラッシュディフューザー FD-1購入
OLYMPUS STYLUS TG-4 Toughでのマクロ撮影時にフラッシュを使用するためのアクセサリー「フラッシュディフューザー FD-1」を購入。



TG-4の内蔵フラッシュの光を光ファイバー(?)で取りこみ、白いリング状の部分へ誘導して拡散する・・・という仕組みだと思うが、要はフラッシュを焚くと白いリング状の部分が光る代物だ。これまで自然光が好きなのと、フラッシュ用の機材というとゴツくなる印象があって一眼レフも含め(一応ディフューザーを自作したことはあるが、作ってからしばらくの間しか使わずじまい)ほとんどフラッシュを使ってこなかったのだが、作風を広げたいというのと、TG-4とFD-1の組み合わせならコンパクトだし入門編としても良いかなと思い導入してみた。早速試し撮り(以下、すべてOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough + FD-1で撮影)。
▼キリギリスの一種の幼虫/2016-6-28

▼セマダラコガネ/2016-6-29

▼ヒカゲチョウとカナブン/2016-6-30

▼ツチイナゴの幼虫/2016-6-30

▼ホソクチゾウムシの一種/2016-6-30

キリギリスとヒカゲチョウはいかにもフラッシュを焚いて撮りましたという雰囲気だが、そんなに嫌な感じではない。特にヒカゲチョウは薄暗い森の中というフラッシュ無しでは難しい条件下なので、カバーできる被写体が広がったと言えよう。他の3枚は自然な雰囲気の光で良い。早く使いこなせるように、特にフラッシュを使う使わないの判断を的確にできるようになりたい。



TG-4の内蔵フラッシュの光を光ファイバー(?)で取りこみ、白いリング状の部分へ誘導して拡散する・・・という仕組みだと思うが、要はフラッシュを焚くと白いリング状の部分が光る代物だ。これまで自然光が好きなのと、フラッシュ用の機材というとゴツくなる印象があって一眼レフも含め(一応ディフューザーを自作したことはあるが、作ってからしばらくの間しか使わずじまい)ほとんどフラッシュを使ってこなかったのだが、作風を広げたいというのと、TG-4とFD-1の組み合わせならコンパクトだし入門編としても良いかなと思い導入してみた。早速試し撮り(以下、すべてOLYMPUS STYLUS TG-4 Tough + FD-1で撮影)。
▼キリギリスの一種の幼虫/2016-6-28

▼セマダラコガネ/2016-6-29

▼ヒカゲチョウとカナブン/2016-6-30

▼ツチイナゴの幼虫/2016-6-30

▼ホソクチゾウムシの一種/2016-6-30

キリギリスとヒカゲチョウはいかにもフラッシュを焚いて撮りましたという雰囲気だが、そんなに嫌な感じではない。特にヒカゲチョウは薄暗い森の中というフラッシュ無しでは難しい条件下なので、カバーできる被写体が広がったと言えよう。他の3枚は自然な雰囲気の光で良い。早く使いこなせるように、特にフラッシュを使う使わないの判断を的確にできるようになりたい。
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2016.06.25
九十九怪談 第七夜/木原浩勝
先日文庫本が発売された、実録怪談集「九十九怪談 第七夜」を読了。


今巻は「新耳袋」シリーズ~「九十九怪談」シリーズのここまでに至るどこかで読んだようなものが多く、また、ただの偶然にあえて意味づけしたようなものもあり(怪談や妖怪が成立する上ではよくあることかもしれないが。ただ、例えば第五十一話「誤作動」は、薄暗い環境下ではカメラのオートフォーカスが迷って動き続けるのはよくあることだし、フォーカス優先の設定にしていればピントが合わない状態でシャッターが切れないのは当たり前で、あえて怪談にする必要を感じない)、矛盾してるような話もあって(第三十四話「修学旅行」。上階からの絶叫を聞き旅館の部屋の窓から上を見て白い塊が昇っていくのを見届けた後、部屋を出て階段を上り真上の部屋に入って、窓の外を白い着物を着た女がスーッと昇ってくのを見る事は可能なのか?)正直パワーダウンという感じを否めなかったが、中には気になる話もいくつかあった。
例えば第五話「ハイキング」はオチが楽しい笑える怪談。第八話「笑顔」は特定の人物に携帯のカメラを向けた時だけ誰もいない周囲に8つの顔認証の枠が表示されるという話で、現代ならではの話だ。フィルムカメラと比べて携帯やデジタルカメラは怪談(あるいは心霊写真)から縁遠い印象だったのだが。第八十五・六話の「監獄博物館」は網走のものと思われるが、2月に行ったばかりだったのでタイムリーな話だった。
読むのが6月の私の恒例行事となっている「九十九怪談」シリーズ。次の第八夜には期待したい。


今巻は「新耳袋」シリーズ~「九十九怪談」シリーズのここまでに至るどこかで読んだようなものが多く、また、ただの偶然にあえて意味づけしたようなものもあり(怪談や妖怪が成立する上ではよくあることかもしれないが。ただ、例えば第五十一話「誤作動」は、薄暗い環境下ではカメラのオートフォーカスが迷って動き続けるのはよくあることだし、フォーカス優先の設定にしていればピントが合わない状態でシャッターが切れないのは当たり前で、あえて怪談にする必要を感じない)、矛盾してるような話もあって(第三十四話「修学旅行」。上階からの絶叫を聞き旅館の部屋の窓から上を見て白い塊が昇っていくのを見届けた後、部屋を出て階段を上り真上の部屋に入って、窓の外を白い着物を着た女がスーッと昇ってくのを見る事は可能なのか?)正直パワーダウンという感じを否めなかったが、中には気になる話もいくつかあった。
例えば第五話「ハイキング」はオチが楽しい笑える怪談。第八話「笑顔」は特定の人物に携帯のカメラを向けた時だけ誰もいない周囲に8つの顔認証の枠が表示されるという話で、現代ならではの話だ。フィルムカメラと比べて携帯やデジタルカメラは怪談(あるいは心霊写真)から縁遠い印象だったのだが。第八十五・六話の「監獄博物館」は網走のものと思われるが、2月に行ったばかりだったのでタイムリーな話だった。
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2016.06.13
22本目のグリムスが大人の樹に
本日、22本目のグリムスが大人の樹に。

妙にリアルな樹形。こういう系統のは初めてだ。カラーリングも面白い。
グリムス(gremz)はブログで苗木を育てる育成ゲーム。ブログへ記事を書くことで成長し、大人の樹になるとそれに対応する苗木が実際に世界のどこかで植樹されるというシステム。
23本目はどんな樹に?
<これまでのグリムスの大人の樹>
▼左から1本目(2009年3月14日)、2本目(同7月11日)、3本目(同11月14日)、4本目(2010年3月7日)




▼左から5本目(2010年6月24日)、6本目(同10月8日)、7本目(2011年1月23日)、8本目(同5月11日)




▼左から9本目(2011年8月19日)、10本目(同12月7日)、11本目(2012年4月11日)、12本目(同8月9日)




▼左から13本目(2012年12月16日)、14本目(2013年4月24日)、15本目(同8月7日)、16本目(同11月18日)




▼左から17本目(2014年3月21日)、18本目(同7月22日)、19本目(同12月27日)、20本目(2015年6月14日)




▼21本目(2015年12月1日)


妙にリアルな樹形。こういう系統のは初めてだ。カラーリングも面白い。
グリムス(gremz)はブログで苗木を育てる育成ゲーム。ブログへ記事を書くことで成長し、大人の樹になるとそれに対応する苗木が実際に世界のどこかで植樹されるというシステム。
23本目はどんな樹に?
<これまでのグリムスの大人の樹>
▼左から1本目(2009年3月14日)、2本目(同7月11日)、3本目(同11月14日)、4本目(2010年3月7日)




▼左から5本目(2010年6月24日)、6本目(同10月8日)、7本目(2011年1月23日)、8本目(同5月11日)




▼左から9本目(2011年8月19日)、10本目(同12月7日)、11本目(2012年4月11日)、12本目(同8月9日)




▼左から13本目(2012年12月16日)、14本目(2013年4月24日)、15本目(同8月7日)、16本目(同11月18日)




▼左から17本目(2014年3月21日)、18本目(同7月22日)、19本目(同12月27日)、20本目(2015年6月14日)




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2016.06.12
海渡る風の郷(作曲:姫神)/大東ふるさと太鼓
先日、売りに出ているのを見つけた購入したカセットテープ。


静岡県小笠郡大東町(現・掛川市)の和太鼓チームの楽曲が収録されており、町が自主制作したものらしい。いつ発売されたのかは中に入っていた解説の紙にも記載が無いが、「平成2年にスタートしたふるさと地域活性化事業により~」とあるから、1990年代前半と思われる。注目すべきは収録曲。
<収録曲>
A面
1.高天神城の譜(4部構成)/作曲:長沢勝俊
I <田園> II <遠雷> III <乱> IV <鎮魂>
B面
1.海渡る風の郷/作曲:姫神
2.大東囃子/作曲:小塩紘典 振付:田中泯 衣装:三ツ橋渡郎
B面1曲目の「海渡る風の郷」は、なんと姫神が作曲している。初代・姫神の星吉昭さんがこの大東町でのコンサート(1990年?)の際に和太鼓との共演用に作った楽曲で、二代・星吉紀さんが同所で公演した(2005年)際に復活させた・・・はずだが、情報元が今や見当たらない。たしか二代のコンサート前にこの曲を演奏する旨のアナウンスが当時の公式サイトであったのだと思う。

さて、「幻の音源発見!」とわくわくしながらカセットをセットし聴いてみた。おおっ、シンセも入っているではないか。大東ふるさと太鼓は太鼓と笛にシンセを加えた楽器構成と解説にもあるが、珍しいんじゃなかろうか。ただ姫神ファンとしては残念ながらだが、カセット中でシンセを演奏しているのは星吉昭さんではなさそうだ。「演奏メンバーはすべて町の有志で構成されている。」とあるし、そういうことなのだろう。伴奏に徹した平板なシンセパートである。
楽曲自体はなかなか面白い、コンサートに向いた曲だと思う。当然ながら和太鼓メインだが、「明けの方から」を思わせるウオーッという男声の掛け声で始まり、なんと歌入りである。和太鼓奏者と思われる男声コーラス(ハモッてはいない)で、縄文まほろば合唱団を連想させる素朴な歌だ。作詞が誰なのか記載は無いが、たぶん星吉昭さんか。声のボリュームが小さく、シンセに隠れてしまって聴きとりにくいが、
遠州灘の 風をたたえ
遠州灘の 波をほめて
サヤー サアーエー
サヤーアサーアエー
という風な詞だ(※2行目後半は特に聞き取りにくく怪しい)。
メロディーラインはあちこちに姫神っぽさがあり、終盤に4拍子から3拍子に変わる遊び心も楽しい。いつか姫神コンサートで聴いてみたいものだ。


静岡県小笠郡大東町(現・掛川市)の和太鼓チームの楽曲が収録されており、町が自主制作したものらしい。いつ発売されたのかは中に入っていた解説の紙にも記載が無いが、「平成2年にスタートしたふるさと地域活性化事業により~」とあるから、1990年代前半と思われる。注目すべきは収録曲。
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A面
1.高天神城の譜(4部構成)/作曲:長沢勝俊
I <田園> II <遠雷> III <乱> IV <鎮魂>
B面
1.海渡る風の郷/作曲:姫神
2.大東囃子/作曲:小塩紘典 振付:田中泯 衣装:三ツ橋渡郎
B面1曲目の「海渡る風の郷」は、なんと姫神が作曲している。初代・姫神の星吉昭さんがこの大東町でのコンサート(1990年?)の際に和太鼓との共演用に作った楽曲で、二代・星吉紀さんが同所で公演した(2005年)際に復活させた・・・はずだが、情報元が今や見当たらない。たしか二代のコンサート前にこの曲を演奏する旨のアナウンスが当時の公式サイトであったのだと思う。

さて、「幻の音源発見!」とわくわくしながらカセットをセットし聴いてみた。おおっ、シンセも入っているではないか。大東ふるさと太鼓は太鼓と笛にシンセを加えた楽器構成と解説にもあるが、珍しいんじゃなかろうか。ただ姫神ファンとしては残念ながらだが、カセット中でシンセを演奏しているのは星吉昭さんではなさそうだ。「演奏メンバーはすべて町の有志で構成されている。」とあるし、そういうことなのだろう。伴奏に徹した平板なシンセパートである。
楽曲自体はなかなか面白い、コンサートに向いた曲だと思う。当然ながら和太鼓メインだが、「明けの方から」を思わせるウオーッという男声の掛け声で始まり、なんと歌入りである。和太鼓奏者と思われる男声コーラス(ハモッてはいない)で、縄文まほろば合唱団を連想させる素朴な歌だ。作詞が誰なのか記載は無いが、たぶん星吉昭さんか。声のボリュームが小さく、シンセに隠れてしまって聴きとりにくいが、
遠州灘の 風をたたえ
遠州灘の 波をほめて
サヤー サアーエー
サヤーアサーアエー
という風な詞だ(※2行目後半は特に聞き取りにくく怪しい)。
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2016.06.07
シバカワツリアブ
先月ギンイチモンジセセリの撮影に行った際、合間の散策でツツジの花を訪れているツリアブの仲間を見つけた。てっきりよく見るビロードツリアブだろうと思って撮影したが、帰宅後にシバカワツリアブと判明。翅の黒い模様が異なり、ビロードツリアブでは先端部付近まで明瞭な模様があるのに対し、シバカワツリアブでは先端から中ほどまでは模様が無く、模様自体も境界がぼんやりしている。
▼シバカワツリアブ/2016-5-4 OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

▼ビロードツリアブ/2016-3-27 OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

よくホバリングしていて翅が良く見えない上に、そもそも似た種がいるという知識も無かったから、もしかするとこれまでビロードツリアブと認識していたものの中にシバカワツリアブが混ざっていたかもしれない。なんてこった。
▼シバカワツリアブ/2016-5-4 OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough



▼シバカワツリアブ/2016-5-4 OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

▼ビロードツリアブ/2016-3-27 OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough

よくホバリングしていて翅が良く見えない上に、そもそも似た種がいるという知識も無かったから、もしかするとこれまでビロードツリアブと認識していたものの中にシバカワツリアブが混ざっていたかもしれない。なんてこった。
▼シバカワツリアブ/2016-5-4 OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough



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2016.06.05
アイヌハンミョウ
4月にギンイチモンジセセリの撮影に行った際、河川敷で見慣れないハンミョウと遭遇した。ニワハンミョウやコニワハンミョウに似てはいるが、斑紋や大きさが違うような・・・。帰り際で疲れていたこともあって、「ま、一応撮っとくか」とおまけ程度に撮影。帰宅後調べてみたら、アイヌハンミョウだった。初見の準絶滅危惧種を危うくスルーして帰るところだった。

5月に再訪した際は真面目に狙った(笑)。それにしてもギンイチモンジセセリといいアイヌハンミョウといい、良い河川敷だ。


※2016年4月30日(2・3枚目は5月4日)、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6。

5月に再訪した際は真面目に狙った(笑)。それにしてもギンイチモンジセセリといいアイヌハンミョウといい、良い河川敷だ。


※2016年4月30日(2・3枚目は5月4日)、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6。
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