2015.08.28
江若鉄道・近江今津駅駅舎
3月に近江今津でヴォーリズ建築を見てまわる中、偶然知った情報。なんと江若鉄道の旧・近江今津駅の駅舎が現存しているという。ヴォーリズとは関係ないがこれは見ないわけにはいかない。スマホを片手にてくてく歩き到着。農協の建物として使われており、往時からはリフォームされてしまってはいるが、1969年に廃線となった鉄道の駅舎が、おそらく廃線時に保存するという発想は無かっただろうにもかかわらず現存していること自体が奇跡だろう。特徴的な大きなトンガリ屋根は天窓こそ無くなっているがほぼそのまま。しかも軒の支柱には19世紀に作られた古レールが使われており、改修を免れて現在も残っている。


▲駅舎時代の正面玄関

▲傾斜した屋根はホームへの出入り口の雨覆いで、往時には壁は無かったらしい。構内踏切を渡り、右側にあった島式ホームへ行くという構造だったようだ。そして写真奥の方へ線路は伸びていた

▲古レール

▲製造年の「1895」の刻印

▲こちらは見にくいが「1898」。このレールの下に1882年製のレールが溶接で継いであったらしいが見逃した。いつか再訪した時に覚えておかなくては
駅舎には往時の写真が掲げられており、それと似た構図を探して撮ってみたりもした。




思わぬ鉄分補給ができた近江今津散策だった。
※2015年3月28日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD。


▲駅舎時代の正面玄関

▲傾斜した屋根はホームへの出入り口の雨覆いで、往時には壁は無かったらしい。構内踏切を渡り、右側にあった島式ホームへ行くという構造だったようだ。そして写真奥の方へ線路は伸びていた

▲古レール

▲製造年の「1895」の刻印

▲こちらは見にくいが「1898」。このレールの下に1882年製のレールが溶接で継いであったらしいが見逃した。いつか再訪した時に覚えておかなくては
駅舎には往時の写真が掲げられており、それと似た構図を探して撮ってみたりもした。




思わぬ鉄分補給ができた近江今津散策だった。
※2015年3月28日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD。
- 関連記事
2015.08.27
羽生王位防衛!
昨日~今日行われた将棋の第56期王位戦七番勝負第5局で、羽生善治王位が挑戦者の広瀬章人八段に勝ち、通算4勝1敗で防衛。
これで羽生王位は5連覇、通算17期目の王位。七大タイトル全体では93期となった。100期の大台まであと7期。
王位戦はニコ生での放送が無いこともあって、棋譜中継もあまりリアルタイムでは見ていなかったが、防衛できてなにより。おめでとうございます。広瀬八段は若手強豪で元王位でもあり、もっとスコアは接戦になるかと思っていたので意外な結果だった。
これで羽生王位は5連覇、通算17期目の王位。七大タイトル全体では93期となった。100期の大台まであと7期。
王位戦はニコ生での放送が無いこともあって、棋譜中継もあまりリアルタイムでは見ていなかったが、防衛できてなにより。おめでとうございます。広瀬八段は若手強豪で元王位でもあり、もっとスコアは接戦になるかと思っていたので意外な結果だった。
- 関連記事
-
- 羽生棋聖、永世七冠達成! (2017/12/05)
- 羽生王座防衛! (2015/10/26)
- 羽生王位防衛! (2015/08/27)
- 棋聖戦、羽生棋聖が防衛! (2015/07/15)
- 羽生名人防衛! (2015/05/30)
2015.08.25
RHINOCEROS/ポルノグラフィティ
ポルノグラフィティのアルバム『RHINOCEROS』が今月19日に発売された。試聴したところ良さげな曲がいくつもあったので、発売2日前にAmazonで予約したのだが、届いたのは23日。

▲初回生産限定盤を購入。4曲のMVを収録したDVD付き

▲くじはハズレ。右上のサイは特典のステッカー。RHINOCEROSはサイの英名だ
早速聴いてみると、まず1曲目の「ANGRY BIRD」が近未来的と言おうか、これまでのポルノには無かった曲調でものすごくカッコイイ!この1曲で買って正解だったと思えるほどに。そして聴き進めていくと、シングルとして出ていたラテン調の「オー!リバル」やちょっと昭和っぽい「俺たちのセレブレーション」、リードトラックで爽やかな雰囲気の「Ohhh!!!HANABI」も良いが、負けず劣らずその他の曲も良い。SNSをモチーフにしたらしい歌詞の「ソーシャル ESCAPE」や珍しくラストナンバーにしてはノリの良いラテン調の「ミステーロ」など。中でも一番気に入ったのが「バベルの風」で、歌詞はぐっと来るものがあるし、曲調も疾走感のあるロックでこれまたカッコイイ。
全14曲収録だがハズレが無く、好みの曲が過半を占めるというのはポルノのアルバムでこれまで経験が無い。ポルノはデビュー曲の「アポロ」から聴いているが、実は発売日前に予約して買ったのは今回のアルバムが初めてだった。ここ数枚のアルバムは好みの曲が少なかったこともあってどうかなとも思っていたのだが全くの杞憂。そしてこの10枚目のアルバムがポルノで一番のお気に入りの1枚となった。日曜日に全体を6周聴いた後、今は「ANGRY BIRD」と「バベルの風」を中心にリピート再生している。

▲初回生産限定盤を購入。4曲のMVを収録したDVD付き

▲くじはハズレ。右上のサイは特典のステッカー。RHINOCEROSはサイの英名だ
早速聴いてみると、まず1曲目の「ANGRY BIRD」が近未来的と言おうか、これまでのポルノには無かった曲調でものすごくカッコイイ!この1曲で買って正解だったと思えるほどに。そして聴き進めていくと、シングルとして出ていたラテン調の「オー!リバル」やちょっと昭和っぽい「俺たちのセレブレーション」、リードトラックで爽やかな雰囲気の「Ohhh!!!HANABI」も良いが、負けず劣らずその他の曲も良い。SNSをモチーフにしたらしい歌詞の「ソーシャル ESCAPE」や珍しくラストナンバーにしてはノリの良いラテン調の「ミステーロ」など。中でも一番気に入ったのが「バベルの風」で、歌詞はぐっと来るものがあるし、曲調も疾走感のあるロックでこれまたカッコイイ。
全14曲収録だがハズレが無く、好みの曲が過半を占めるというのはポルノのアルバムでこれまで経験が無い。ポルノはデビュー曲の「アポロ」から聴いているが、実は発売日前に予約して買ったのは今回のアルバムが初めてだった。ここ数枚のアルバムは好みの曲が少なかったこともあってどうかなとも思っていたのだが全くの杞憂。そしてこの10枚目のアルバムがポルノで一番のお気に入りの1枚となった。日曜日に全体を6周聴いた後、今は「ANGRY BIRD」と「バベルの風」を中心にリピート再生している。
- 関連記事
-
- 『all about ORIGA 1994-2014』『Lost and Found』/オリガ (2015/10/24)
- far on the water/Kalafina (2015/09/20)
- RHINOCEROS/ポルノグラフィティ (2015/08/25)
- ORIGAさん死去 (2015/01/18)
- Kalafinaのハーモニー (2014/10/25)
2015.08.24
合歓木~ネムノキの花
一昨日に森林公園で撮影したネムノキの花。アートフィルターも使いつつ。花はまばらで実もたくさんついていたので残り花かと思いきや、花の周囲には蕾がたくさんあった。





※2015年8月22日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6。





※2015年8月22日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6。
- 関連記事
-
- 蜘蛛の巣と露草 (2015/09/07)
- 雨上がりの朝顔 (2015/09/04)
- 合歓木~ネムノキの花 (2015/08/24)
- 20本目のグリムスが大人の樹に! (2015/06/14)
- ヒメコウホネ、コウホネ、スイレン開花2015 (2015/05/17)
2015.08.23
アメンボと波紋
昨日の森林公園で撮影したアメンボ。トンボ撮影の合間に何気なく撮ったが、改めて見るとアメンボの作り出す波紋が面白い。次行った時はこの路線で狙って撮ってみようか。



<おまけ>
▼樹液にやって来たカナブンとサビキコリ

▼クモに捕えられたハネナガイナゴ

※2015年8月22日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6。



<おまけ>
▼樹液にやって来たカナブンとサビキコリ

▼クモに捕えられたハネナガイナゴ

※2015年8月22日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6。
- 関連記事
2015.08.22
タイワンウチワヤンマ
今日は先週に続き午前中に森林公園へ。池のほとりで粘ってタイワンウチワヤンマを中心に撮影。





なお、チョウトンボの飛翔写真はこの日もことごとく失敗orz
※2015年8月22日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6。





なお、チョウトンボの飛翔写真はこの日もことごとく失敗orz
※2015年8月22日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6。
- 関連記事
-
- アメンボと水紋 (2015/09/16)
- アメンボと波紋 (2015/08/23)
- タイワンウチワヤンマ (2015/08/22)
- ハラビロカマキリ、オオナガコメツキ、アブラゼミ etc. (2015/08/18)
- ギンヤンマの産卵 (2015/08/17)
2015.08.18
ハラビロカマキリ、オオナガコメツキ、アブラゼミ etc.
先週土曜日に森林公園で撮影した昆虫いろいろ。


▲ハラビロカマキリ

▲シロテンハナムグリ

▲オオナガコメツキ

▲アブラゼミ

▲ミンミンゼミ
ミンミンゼミは撮影後飛んで逃げたが、近くにいたセミ捕り少年に「いたんなら教えてよぉ」と怒られてしまった。ゴメンナサイ(笑)。
※2015年8月15日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6(3・5枚目はED 50mm F2.0 Macro、4・6枚目は35mm F3.5 Macro)。


▲ハラビロカマキリ

▲シロテンハナムグリ

▲オオナガコメツキ

▲アブラゼミ

▲ミンミンゼミ
ミンミンゼミは撮影後飛んで逃げたが、近くにいたセミ捕り少年に「いたんなら教えてよぉ」と怒られてしまった。ゴメンナサイ(笑)。
※2015年8月15日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6(3・5枚目はED 50mm F2.0 Macro、4・6枚目は35mm F3.5 Macro)。
- 関連記事
-
- アメンボと波紋 (2015/08/23)
- タイワンウチワヤンマ (2015/08/22)
- ハラビロカマキリ、オオナガコメツキ、アブラゼミ etc. (2015/08/18)
- ギンヤンマの産卵 (2015/08/17)
- サトキマダラヒカゲ (2015/08/16)
2015.08.17
ギンヤンマの産卵
一昨日の森林公園。池でギンヤンマが連結産卵している光景が多く見られた。ただいずれも望遠レンズの望遠端(35ミリ換算で600ミリ)をもってしてもこの大きさにしか写せない距離だったのが残念。



<おまけ>
シオカラトンボ。背景にサルスベリの花のピンク色。

※2015年8月15日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6。



<おまけ>
シオカラトンボ。背景にサルスベリの花のピンク色。

※2015年8月15日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6。
- 関連記事
2015.08.16
サトキマダラヒカゲ
昨日の森林公園でのサトキマダラヒカゲ。樹液も出ている様子のない樹の幹にじっととまっていたので、いろいろ工夫しつつしばし撮影。先日のハッチョウトンボ以来、背景にも気を配れるようにはなってきた気がするが、それが良い写真に繋がっているのかどうか。





現場でイメージした通りの写真は撮れるようになりつつある。が、その結果(特に撮影時の)自分のセンスそのものが問題に。家に帰って見返すとう~んという事も多い。昆虫の場合じっくり構図を決めるわけにはいかない場面がほとんどだし、直感で瞬時にこれだという構図を見極める目とセンスが欲しい。
※2015年8月15日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6。





現場でイメージした通りの写真は撮れるようになりつつある。が、その結果(特に撮影時の)自分のセンスそのものが問題に。家に帰って見返すとう~んという事も多い。昆虫の場合じっくり構図を決めるわけにはいかない場面がほとんどだし、直感で瞬時にこれだという構図を見極める目とセンスが欲しい。
※2015年8月15日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6。
2015.08.15
ベッコウハゴロモ、ハゴロモヤドリガの幼虫
今日は森林公園へ昆虫の撮影に。すると当ブログの読者さんにバッタリ出会い、「最近ヴォーリズばかりだけど、昆虫もお願いします」と激励のお言葉を頂戴してしまったので(笑)、本日撮りたてほやほやの写真を紹介。
お言葉を頂いた時に撮影していたのがベッコウハゴロモ。ベッコウハゴロモといえば、その名の通りベッコウを思わせるこげ茶と白のクッキリした色彩と模様のイメージがあり、写真のように緑色を帯びたぼんやりした色調に違和感があって、読者さんとお連れの方に何を撮ってるのか尋ねられて「アミガサハゴロモだと思います」と答えてしまったが、ベッコウハゴロモの間違い。たぶんこの記事も読んでおられることと思うので、この場を借りて訂正いたします(苦笑)。ベッコウハゴロモは羽化後しばらく抹茶パウダーのような粉をふいた状態で、時が経つとそれが落ちてベッコウ風の姿になるようだ。それを知らなかったとはいえ、アミガサハゴロモに白い帯は無いので気付いてしかるべきだった。反省。
イタチハギの枝でアオバハゴロモの群れに混じっているのを、アートフィルター「ポップアート」も駆使しつつ撮影。


▲左がベッコウハゴロモ、右がアオバハゴロモ


さて、撮影時に「この綿みたいなのが付いてるのは何?」と指摘されて初めて気づいたのだが、このベッコウハゴロモ、ハゴロモヤドリガに寄生されていた。腹部の側面に白い幼虫がピタッと。

ヒグラシなどのセミに幼虫が寄生する蛾、セミヤドリガは知っていたが、ハゴロモ類に寄生するハゴロモヤドリガがいるとはこれまた知らなかったので驚いた。まだまだ知らないことが多いなと実感した撮影だった。
※2015年8月15日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro(1・2枚目はED 50mm F2.0 Macro)。
お言葉を頂いた時に撮影していたのがベッコウハゴロモ。ベッコウハゴロモといえば、その名の通りベッコウを思わせるこげ茶と白のクッキリした色彩と模様のイメージがあり、写真のように緑色を帯びたぼんやりした色調に違和感があって、読者さんとお連れの方に何を撮ってるのか尋ねられて「アミガサハゴロモだと思います」と答えてしまったが、ベッコウハゴロモの間違い。たぶんこの記事も読んでおられることと思うので、この場を借りて訂正いたします(苦笑)。ベッコウハゴロモは羽化後しばらく抹茶パウダーのような粉をふいた状態で、時が経つとそれが落ちてベッコウ風の姿になるようだ。それを知らなかったとはいえ、アミガサハゴロモに白い帯は無いので気付いてしかるべきだった。反省。
イタチハギの枝でアオバハゴロモの群れに混じっているのを、アートフィルター「ポップアート」も駆使しつつ撮影。


▲左がベッコウハゴロモ、右がアオバハゴロモ


さて、撮影時に「この綿みたいなのが付いてるのは何?」と指摘されて初めて気づいたのだが、このベッコウハゴロモ、ハゴロモヤドリガに寄生されていた。腹部の側面に白い幼虫がピタッと。

ヒグラシなどのセミに幼虫が寄生する蛾、セミヤドリガは知っていたが、ハゴロモ類に寄生するハゴロモヤドリガがいるとはこれまた知らなかったので驚いた。まだまだ知らないことが多いなと実感した撮影だった。
※2015年8月15日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro(1・2枚目はED 50mm F2.0 Macro)。
- 関連記事
-
- ギンヤンマの産卵 (2015/08/17)
- サトキマダラヒカゲ (2015/08/16)
- ベッコウハゴロモ、ハゴロモヤドリガの幼虫 (2015/08/15)
- ハイイロゲンゴロウを捕食するシオヤアブ (2015/07/31)
- 続・ハッチョウトンボ (2015/07/28)