一昨日~昨日行われた将棋の第73期将棋名人戦七番勝負第5局で、羽生善治名人が行方尚史八段に勝ち、通算4勝1敗で名人位を防衛。在位はこれで9期となり、歴代単独3位となった。



今局は相矢倉の戦形だったが、後手の羽生名人が入玉を果たし、最終的には玉が1九の地点まで入り込むというあまり見ない将棋に。このまま持将棋の点数勝負になりそうなところだったが、羽生名人は行方玉を見事に寄せきって勝利。170手の激闘を制した。

今シリーズは第1局を除いていずれも熱戦で、今局が終わって羽生名人から見て2勝3敗くらいでも全然おかしくなかったと思うが、終盤の羽生名人の勝負術がとにかく見事だった。一方の行方八段だが、第4局の心が砕け散ったかのような投了シーンが印象に残っている。死力を尽くした戦いだったからこそのものだろう。

羽生名人はこれでタイトル獲得通算91期。夢の100期までわずか9期。着実にカウントダウンは進んでいる。来月からは豊島将之六段を挑戦者に迎えての棋聖戦が開幕。ただ羽生ファンの私も早く豊島六段にはタイトルを取ってほしいという思いがあるので、今回は豊島六段を応援しつつ観戦しようと思う。



明日は日帰りで岐阜へ。姫神のプラネタリウムでのコンサートを聴きに。どんな映像空間での演奏になるのか、曲目も含めてとても楽しみだ。

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もうレビューを書いたかと思いきや書いてなかった。昆虫写真家・海野和男さんによる、昆虫の撮影テクニックを紹介した本。

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昆虫写真を趣味とする者のバイブル的な1冊だが、まだ読んだことはなかった。正確には、京都の古本市で入手した同じく海野さんの「昆虫写真マニュアル」というフィルムカメラ時代の解説本をバイブルとしていたのだが、さすがに時代遅れの部分も多かろうという事で遅ればせながら2月に購入。

この増補改訂版ではオリンパスのマイクロフォーサーズ機によるテクニックを多く扱っている。私は昆虫撮影には主にオリンパスのフォーサーズ機(E-620)を使っていて、増補改訂前のものがそのフォーサーズ機の撮影テクニックを扱っているということだったが、いずれマイクロフォーサーズにも手を出すかもしれず、また最新のテクニックを知りたいし、マイクロフォーサーズでの手法をフォーサーズに応用することも可能だろう、ということで増補改訂版を購入した。絞りと被写界深度の関係など写真の基礎的なことから、作例と共に様々な撮影手法がわかりやすく解説されている。期待通りとても参考になる1冊で、今シーズンの撮影では実際参考にしている。ただ、やはりフォーサーズ機による作例がほとんどないのは寂しい。いずれ増補改訂前のものも入手しようと思う。



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今月21日に発売された自然写真誌「ライフスケープ Vol.2」。1月発売のVol.1が素晴らしかったので今刊も購入。

ライフスケープ Vol.2 2015 Spring/Summer (風景写真5月号臨時増刊)amazon画像リンク作成ツール

相変わらず写真も文章も素晴らしいが、今刊はプロの写真よりもむしろコンテストの受賞作品の方に目が惹かれた。モチーフが面白い写真が多く、とくに雪面に残されたカラスの翼の跡や、白い壁のアリの行列など、印象深いものが多い。自分もこういう場面に出会ってカメラで切り取ってみたいものだ。

次は9月の中旬発売予定。楽しみである。



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昨日の里山。ふと見上げるとミヤマクワガタが宙に浮いていた。

ミヤマクワガタ

と言っても、もちろん空中浮遊しているわけではない。クモの糸で宙吊りになっていた。どうやら飛翔中にクモの巣に捕らわれ、もがくうちにこうなったらしい。お気の毒。

ミヤマクワガタ

ミヤマクワガタ

ミヤマクワガタ

ミヤマクワガタ

風で揺れる間に糸が切れて脱出できそうではあったが、これが自然とはいえこのまま放置するのも忍びない。撮影後、モデル料代わりに解放してやった。それにしても5月にミヤマクワガタが見られるとは思わなかったのでビックリ。

とrころで、撮影に使った望遠レンズ。望遠端で逆光に近い角度で撮ると、2・3枚目のように大きなフレアが出るという事が発覚。邪魔なのでフードは着けて無かったが、どうやら必須のようだ。

※2015年5月24日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6。

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今日は午前中里山へ。ここのところの週末はもっぱら森林公園だったので、久々だ。もうゼフィルスが出てるんじゃないかと思っての出陣だったが、期待通りアカシジミをたくさん見ることができた上に、ウラナミアカシジミもチラッと姿を見せた。今年のゼフィルスシーズン開幕だ。

▼アカシジミ
アカシジミ

アカシジミ

アカシジミ

アカシジミ

▼ウラナミアカシジミ
ウラナミアカシジミ

※2015年5月24日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6。

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3月6~8日の北陸・信越旅行の模様、第10回。旅の2日目の模様。

直江津から信越本線へと入る。信越本線は鈍行が少なく、駅スタンプ集めには苦労するところだが、この日は臨時快速が運転されており、ありがたい。「信越線スイッチバック号」というマニアックな名前のこの列車で出発。14:31発の長野行きだ。車両は横須賀色の115系とこれまたマニアック。車窓には雪をかぶった妙高連山が見え、雪国へ向かっていることを実感させる。

直江津駅

信越本線の車窓

本当は列車名の由来であろう二本木駅のスイッチバックをこの列車で味わいたいところだが、駅スタンプ優先で直江津からわずか2駅の高田で下車、押印。ホーム傍の駐車場には除雪された雪が積まれていた。駅舎は高田城がモチーフらしいが、何を血迷ったか東京駅・丸の内駅舎もデザインに取り入れたために、何だかよく分らない奇抜な格好をしている。

高田駅

高田駅

ここからは14:59発長野行き「妙高6号」で2駅先の脇野田へ。「妙高」は往年の特急「あさま」の車両を使用した鈍行列車であり、3月のダイヤ改正で姿を消す列車でもある。特急「あさま」時代には乗ることもなく、つまり碓氷峠越えを体験しないまま廃止されてしまったのは悔しい限りだが、今更どうなるものでもない。入線時には隣に湘南色の115系が停まっており、そこにあさま色の189系がやって来るのはなんだか不思議な光景だった。

高田駅(妙高号)

鈍行とはいえ2駅なので、わずか6分ほどで「妙高」での旅は終わる。脇野田到着。この駅は北陸新幹線開業に合わせて上越妙高に改称されたが、訪問時にはまだ脇野田であった。

脇野田駅(妙高号・上越妙高駅)

すでに駅の移設が行われ、駅舎も新しい立派なものになっていたが、この駅舎が良かった。私が好きな駅舎は古くからの木造駅舎であり、本来なら古い駅舎の解体・新築は忌むべきことなのだが、この駅は例外と言って良い。とにかく駅舎からの眺望がすばらしいのだ。曲面を描く大きなガラス窓の向こうには雪化粧した妙高連山。まるで一幅の絵画のようで、思わず息をのんだ。他にも木材をふんだんに使ったドーム状の吹き抜けなど、駅舎というよりは美術館のような趣の建物であり、立ち寄る価値のある駅舎だ。こういう駅とは事前に知らないままになんとなく長めに滞在時間を取っていたのだが、正解だった。

脇野田駅(上越妙高駅)

脇野田駅(上越妙高駅)

脇野田駅(上越妙高駅)

脇野田駅(上越妙高駅)

思いがけず良い駅だったこともあり、駅名改称前の記念も兼ねて窓口で入場券を購入。ふと同じく駅名改称を控えていた寺井駅でも買っておけば良かったという思いが頭をかすめたが、しょうがない。

~つづく~

※写真は2015年3月7日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD(1・4枚目はNIKON COOLPIX L610)。

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3月6~8日の北陸・信越旅行の模様、第9回。旅の2日目の模様。

北陸本線の旧線跡を見て筒石駅へと戻ってきた。窓口で記念に入場券を買い、長い階段を駆け下りる。ホームへ到着するとほぼ同時に列車がやって来た。

筒石駅

筒石駅

筒石駅

筒石駅

筒石駅

筒石駅

この13:30発の糸魚川行きで1駅戻り、能生(のう)へ。「能生騒動」という珍事件で知られる駅だ。

能生駅

能生駅

駅スタンプを押印し、滞在時間10分強で13:47発の直江津行きに乗車。途中、先ほど降りたばかりの筒石にまた停まるわけだが、心なしか車内がざわついた感じがした。こういう駅を知らない乗客がトラブルかと動揺したのだろうか。そんな思いを巡らせながらトンネル内の駅への停車・発車を通しで体験するのもなかなか楽しいものだ。

終点の直江津には14:12着。これにて北陸本線の旅は終わり、信越本線へと突入する。ホームには役目を終える直前の特急の案内表示がある一方で、えちごトキめき鉄道の開業を前に駅舎の外壁からはすでにJRマークが消えていた。

直江津駅

直江津駅

~つづく~

※写真は2015年3月7日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD(8~10枚目はNIKON COOLPIX L610)。

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我が家のビオトープでは、今月12日にヒメコウホネ、昨日はコウホネ、そして本日スイレンが開花。

ヒメコウホネ
▲ヒメコウホネ/2015-5-13 NIKON COOLPIX L610

コウホネ
▲コウホネ/2015-5-17 NIKON COOLPIX L610

スイレン

スイレン
▲スイレン/2015-5-17 NIKON COOLPIX L610

ヒメコウホネの開花日はこれまで、

2012年・・・7月25日
2013年・・・9月10日
2014年・・・5月17日(※16日夕方には半開きだったので16日?)
2015年・・・5月12日

ということで昨年とほぼ同じ。このまま5月中旬で安定だろうか。

コウホネは、

2013年・・・9月10日
2014年・・・6月6日
2015年・・・5月16日

年々早まっており、今年はヒメコウホネとほぼ同時期となった。こちらも5月中旬で安定?

最後にスイレンは、

2012年・・・8月10日
2013年・・・6月19日
2014年・・・6月6日
2015年・・・5月17日

こちらも年々早まっている。森林公園のスイレンの開花時期を見るに、さらに早まるかもしれない。それにしても今年もピンクの花。白い花の株は一向に花を付けないが、今年こそは咲いてくれるだろうか。

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3月6~8日の北陸・信越旅行の模様、第8回。旅の2日目の模様。

糸魚川12:15発の直江津行きに乗車し、トンネル内にある駅として有名な筒石へ向かう。糸魚川・能生・筒石の3駅をいかに効率的に回るかはこの旅最大の悩みどころだったが、旅の1日目にようやくプランが定まり、糸魚川→筒石→能生の順で落ち着いた。

後でスタンプを押しに訪れる能生を出た列車はすぐに頸城トンネルに入る。そして速度を落とし、筒石駅に12:35着。地下にあるという点では地下鉄の駅と同じはずだが、山の下だからか、長大なトンネル内だからか、湿っぽい独特の雰囲気がある。訪れるのは2回目で、前回はほぼ駅を見るだけだったが、今回は駅以外に目的があった。

筒石駅

筒石駅

筒石駅

筒石駅

駅スタンプを押し、撮影はほどほどにして、海の方へと道を急ぐ。目的は北陸本線の旧線跡。この辺りの区間は1969年の複線電化に伴い現在地に移設されているが、元々の位置に橋脚が残っているという。それを見たかった。詳細な位置は事前にはわかっていなかったが、とにかく川を目指せばいいはずだ。海が見える場所まで来てほどなく、川に架かる橋の上から煉瓦造りの橋脚が見えた。が、位置が悪くてうまく撮影できない。列車の時間が迫る中、ベストポジションを求めて路地を彷徨うが、この路地が良い雰囲気であり、実はもう1つの目的でもあった。3階建ての木造住宅が立ち並ぶ独特の街並みの中を縫う路地。建物の背が高いために、見える空が狭く、迷宮のようだ。どこを切り取っても絵になりそうで、いずれじっくりと時間をとって再訪したい。

筒石の路地

筒石の路地

筒石の路地

階段を上って辿り着いた、お寺の境内と公園、そして保育園の園庭を兼ねたような場所。そこから橋脚が良く見えた。手前の橋脚は保育園のすぐ裏手にあり、かつて線路が走っていたであろう場所に保育園の建物が建っている。

北陸本線旧線跡@筒石

北陸本線旧線跡@筒石

北陸本線旧線跡@筒石

短い時間ではあったが鉄道史の遺産と、趣き深い路地を味わえた。急ぎ足・・・ではもはや間に合いそうになかったので駆け足で駅へと戻るが、戻りは上り坂が多くてきつかった。ヘロヘロになって駅に到着。数分余裕があったので窓口で入坑証明書をもらおうとしたが、もう無いとのこと。残念(前回訪問時にたしか入手したけど)。代わりに入場券を買って長い階段を駆け下りる。ちょうどホームに列車が入線するところだった。13:30発。

~つづく~

※写真は2015年3月7日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD。

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今月6日も三木山森林公園へ。そしてなんとヨツボシトンボに遭遇!まさかここで見られるとは。初見にして初撮影。兵庫県版のレッドデータでは「要注目種」となっている。

ヨツボシトンボ

ヨツボシトンボ

ヨツボシトンボ

ヨツボシトンボ

ヨツボシトンボ

少なくとも2頭見られ、おそらく今年になって他所から飛んできたのではなく、昨年産卵された卵から成虫になったものだろう。このまま定着してほしいものだ。

それにしても、これまでこの時期の森林公園のトンボといえば、シオカラトンボ、たまにギンヤンマという程度だったはずだが、ずいぶん豪華だ。近年、さまざまな植物を植栽することによって生物多様性を増す試みがされているが、その効果が出てきたという事だろうか?三木山森林公園生物多様性戦略(PDF)を見てみると、ヨツボシトンボが「平成23年現在で記録はないが近隣地域での記録がある。」種として挙げられており、やはりここ数年で加わった新顔のようだ。同様の種として挙げられているクロスジギンヤンマも撮れなかったが目の前を飛ぶ姿を見ることはできたし、今後もトンボの多様性拡大が楽しみ。ヨツボシトンボがいるとなると、いずれは夢のベッコウトンボも?期待は膨らむ。

※2015年5月6日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6。

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