今月28日に森林公園で撮った虫たち。

マユタテアカネ
▲マユタテアカネ

ツチイナゴの幼虫(褐色型)
▲ツチイナゴの幼虫(褐色型)

ミドリヒョウモン
▲ミドリヒョウモン

ホタルガ

ホタルガ
▲ホタルガ

褐色型のツチイナゴの幼虫には久々の遭遇。ミドリヒョウモンはたまに見かけるがまともに撮ったのは今回が初めてか。ホタルガはフラッシュを焚いて撮ると触角が青く輝いた。ちょっとカケスの羽根っぽい?

※2014年9月28日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro。

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昨日は森林公園へ。

小川の上空を行ったり来たりパトロールをしている見慣れないトンボがいた。緑色に輝く複眼が美しい、黒いトンボ。エゾトンボの仲間のオスではあるようだが、ひたすら飛ぶだけでとまらないこともあってどの種かは同定不能。飛翔写真にチャレンジして200枚近く撮った中で許容範囲内のピント・ブレのものが数枚あったが、それらで何とか判別できる限りの腹部先端の把握器の形状や流水上を飛んでいたことから総合的にハネビロエゾトンボではないかとも思う。とするとレッドデータで絶滅危惧II類に指定されている種。他の種であったとしてもエゾトンボの仲間がこの公園内で見られるとは思わなかったのでビックリだ。

それにしても目の前でホバリングしてくれたりでサービス精神旺盛だったのにもかかわらず、こちらにはそれにサッとピントを合わす技量が無くもどかしい思いをした。

ハネビロエゾトンボ?

ハネビロエゾトンボ?

ハネビロエゾトンボ?

ハネビロエゾトンボ?

この小川ではマユタテアカネのカップルが連結打水産卵しており、縄張りへの侵入者とみなしたのかハネビロエゾトンボが攻撃する場面も見られた。組み伏せていたので捕食かとも思ったが、ほどなく3頭はバラバラに分かれた。

ハネビロエゾトンボ?がマユタテアカネのカップルを攻撃

※2014年9月28日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro。2・5枚目はトリミング。

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今月23日。ボロボロの箒の柄を利用して、我が家の庭で2つ目となる竹筒トラップを製作。

竹筒トラップ2号製作

竹筒トラップ2号製作
※NIKON COOLPIX S4。

今回の部屋数は4部屋。淡墨桜の枝に吊るした。入居者募集中!

ちなみに昨年製作の1号には今年もツルガハキリバチが入居。葉を運ぶ様子を一眼レフの内蔵フラッシュを駆使して撮ろうとしたが、やけにブレる。妙だなと思ったら、内蔵フラッシュ使用時のシャッター速度に180分の1秒という上限があるのだった。誰だこんな仕様を考えたのは。外付けフラッシュを買わすための陰謀か?

ツルガハキリバチ
※OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro。

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京極夏彦さんの小説「数えずの井戸」を読了。

数えずの井戸 (角川文庫)amazon画像リンク作成ツール

何年か前に単行本が出た際、半分くらいまで読んで先へ進んでいなかった。今回あらためて最初から読んだが、読みやすいのに妙に読破に時間がかかった。単行本で800ページ弱だが、読み始めてから5週間。ただその間読まなかった日がかなりあり、それを除くと1~2週間ほどか。面白いのに毎日読みたいとは思わない。そういえば前回読んだ際もそれで挫折した。

なぜ読みたいと思わないのかを鑑みるに、この小説は「1枚、2枚、・・・、9枚、1枚足りない・・・」でおなじみの皿屋敷の怪談を題材にしており、ラストが悲劇的な結末になることが目に見えているからというのもあろう。そもそも最初の章で怪談を超える悲惨な最後になることが明示されており、どんな結末かを楽しみに読み進める小説ではなく、そこに至る過程を追う小説なのだ。

今作には又市と徳次郎が登場しており、巷説百物語シリーズの外伝ともいえる。ただこの2人はほとんど「仕掛け」をすることなく、事件に対しては傍観者の立ち位置。後世の皿屋敷の怪談の源が、徳次郎による幻術だったというくらいなので、巷説百物語のような必殺仕事人的な物語ではない。そこが巷説シリーズファンとしては少し残念で、又市の技量をもってすれば怪談を残しつつ菊たちを救う事も出来たのではとも思うが、物語中の又市がまだ若く経験が浅いという事なのかもしれない。

それにしても、菊や三平をはじめ登場人物が作中でする言動や選択が見事に裏目裏目に出て悲劇的な崩壊へと進んでいくのは見事だ。結末はややぼんやりした感はあるが、これはこれで余韻があって良いのかもしれない。単行本では最終章の扉直後にちょっとした仕掛けがあるのにも注目。同じく怪談に材を取った「嗤う伊右衛門」「覘き小平次」に続く名作だった。

          



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将棋の第55期王座戦七番勝負の第7局が昨日~今日行われ、羽生善治王位(四冠)が挑戦者の木村一基八段を下して、通算4勝2敗1持将棋で防衛。



これで王位戦は4連覇・通算16期。タイトル獲得総数は89期となった。木村八段は初タイトルならず。

羽生ファンながら木村八段にはぜひともタイトルを取ってほしくて、今回は木村八段を応援しつつ見ていた今シリーズ。しかし羽生王位の名人戦~棋聖戦辺りの好調を考えると、正直ストレート防衛もあり得ると思っていた。ところがフタを開ければ大熱戦。第3局では王位戦七番勝負初の持将棋もあり、第7局までもつれた。ここまで来たら今局は木村八段に何としても勝ってもらい、めったに見れない第8局を見たかったが、それは叶わず。残念。一方で羽生ファンとしては嬉しいが(笑)。

羽生四冠は並行して豊島将之七段を挑戦者に迎えた王座戦5番勝負も戦っており、こちらは2局終わって2勝0敗と防衛に王手をかけている。タイトル90期の大台もすぐそこだ。竜王戦は挑戦者決定戦で糸谷哲郎七段に敗れて惜しくも挑戦権を逃したが、好調の羽生四冠。今季はまだまだ目が離せない。

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今月NIKON COOLPIX S4で撮影した蝶の写真。主に道端のニラの群落の花に来たものを撮った。

ヒメアカタテハ
▲ヒメアカタテハ/2014-9-12

テングチョウ
▲テングチョウ/2014-9-10

イチモンジセセリ
▲イチモンジセセリ/2014-9-10

キタキチョウ
▲キタキチョウ/2014-9-17

ヤマトシジミ
▲ヤマトシジミ/2014-9-20 庭のホットリップスを訪花

特に下から見上げるようなアングルは、レンズ部が回転するスイバルデザインのこの機種ならでは。不調だがまだまだ使いたい。

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先日作成したディフューザー+内蔵フラッシュでの撮影@森林公園。

オオカマキリ
▲オオカマキリ

コカマキリ
▲コカマキリ

ホソヘリカメムシ
▲ホソヘリカメムシ

ヤマトシリアゲ(秋型)
▲ヤマトシリアゲ(秋型)

キタキチョウ
▲キタキチョウ

※2014年9月21日、1・4枚目はOLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro、その他はOLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro。

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先日作成したディフューザーがいよいよ本格デビュー。舞台は森林公園。

今回フラッシュを焚いて撮影した中で一番ハマったのがハラビロカマキリの撮影。特に青空をバックにしたアングルでは、フラッシュを用いないこれまでだと露出をプラス補正すれば青空が白くなるし、しなければカマキリが暗くなるしで如何ともしがたかったが、フラッシュを使えば・・・

ハラビロカマキリ

ハラビロカマキリ
※2014年9月21日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro。

この通り。ハラビロカマキリも青空も良い感じ。絞りをめいいっぱい絞っている(f22)ので、虫の目レンズで撮ったような雰囲気もあって面白い。今まででは絶対撮れなかった写真だ。

作風が広がったことに嬉しさをかみしめつつ、園内を1時間半ほど巡ってまたハラビロカマキリを撮影した場所まで戻ってくると、そこには・・・

ハラビロカマキリを捕食するオオスズメバチ

ん?

ハラビロカマキリを捕食するオオスズメバチ

ハラビロカマキリを捕食するオオスズメバチ
※2014年9月21日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro。1枚目はトリミング。

同一個体かどうかわからない・・・が、たぶんそうなのだろう。オオスズメバチに捕えられて解体され、肉団子にされている最中だった。弱肉強食の世界。これが自然だ。とはいえ先ほどまで撮影に協力してくれ、カメラにまで飛び移って来た彼女(メスだった)が変わり果てた姿になってしまったのはショックでもあった。切り離されてなおピクピクと動く胴体が哀しい。

しかしこれも決定的シーンではあるので撮影。ただ35ミリマクロでめいいっぱい絞った状態だと、フラッシュを焚いてもシャッター速度が80分の1秒にしかならないことに気づかず、多くがブレ写真だったのが残念。当たり前だが絞れば良いというもんじゃない。これ大事。そんな私の前からオオスズメバチはハラビロカマキリの上半身を抱えて樹上へと飛び去って行った。

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道端のつる植物の葉に黒とオレンジの斑模様の何かがついてる?顔を近づけてみると・・・うわ、カメムシの幼虫の集団だ!塊になっていたので遠目には全体で1つの大きなものに見えた。

ジュウジナガカメムシの幼虫

ジュウジナガカメムシの幼虫

ジュウジナガカメムシの幼虫
※2014年9月19日、NIKON COOLPIX S4。

カメムシはジュウジナガカメムシ、つる植物はガガイモのようだ。ガガイモの仲間には毒があり、このカメムシはその毒を体内に取り込むことによって外敵に食われないようにしているともいう。オレンジ色は警告色なのだろう。それにしても昆虫好きの私の目からしてもこの集団は気色悪い(笑)。

もう少し撮りたいというところでうっかり傍の草をはじいてしまい、それがこのガガイモの葉に当たった途端、幼虫たちはクモの子を散す様に葉裏へと去って行った。



今回の記事の写真も撮った、6年ほど愛用しているNIKON COOLPIX S4だが、火曜日からどうも調子が悪く、8分ほど連続撮影するとフリーズするようになった。一応こまめに電源を切れば回避できるようだが、旅行に持っていくには心もとないので新しい機種を買う予定。しかしCOOLPIX S4も昆虫撮影用のサブ機として残す予定。

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先日入手した写真集「三木鉄道」。

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2008年3月に廃線となった三木鉄道。赤字が市の財政を圧迫しているという事で廃止されたが、代替バスも赤字の上に跡地整備に多額の費用が掛かっており、結局何のために無くしたのかわからない現状。実に惜しい。

そんな三木鉄道の現役当時の姿の貴重な写真の数々。古い木造駅舎も残る今思えば貴重な鉄道だったのに、私はほとんど撮りに行かなかった。その写真を見るにつけ、もっと撮っておけばという後悔が滲む。写真の雰囲気はゆる鉄っぽいものもあり、全体として中井精也さんに影響を受けていそうな雰囲気で私の好み。三木鉄道の息遣いが感じられる1冊だ。



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