基本的にこのブログではスポーツの話題は扱わないが、今日は例外。
イチローの今期安打数は184。ということで、“200安打”は10年連続でストップした。


大変残念。しかし、新聞等に掲載されたご本人の表情がとても晴々とした笑顔なのが印象的だった。コメントでも「なぜか晴れやかですね」「続けるということに追われることがなくなったのでホッとしています」とおっしゃっている。

このニュースを見て、ふと王座戦の連覇記録がストップした将棋の羽生善治二冠が思い浮かんだ。もしかすると、羽生二冠もイチローと同じような心境かもしれない。

偉大な記録は途絶えてしまったが、イチローと羽生二冠の、重圧から開放された今後の活躍に期待大だ。



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少し前、“おかき”や煎餅で有名な播磨屋本店のホームページを見て驚いた。



トップページを開いただけだとパッと見普通なのだが(よく見ると怪しげなパンフレットへのリンクとかがあるけれど)、このページを下へスクロールしてみると・・・



こ、これはどうしたことか?

念のために言っておくが、これはまぎれもなく、あの日本一有名なおかき処の播磨屋本店の公式サイトである。そのトップページがまるで怪しげな宗教団体か、政治結社のような様相を呈しているのだ。

先日紹介した「0系新幹線を運んだ人」によれば、播磨屋本店の社長がこういう思想の持ち主で、震災以降にホームページがこんな状態になったのだとか。どんな思想を持とうと他人に迷惑をかけない限り自由だが、個人のサイトならともかく、企業のトップページをこんな風にしてしまってはいかんだろう・・・。企業・商品にとってはマイナスイメージとなるし(播磨屋のおかきを初めて買うために下調べしようとサイトを見た人は、買うのをためらうのでは?)、播磨屋のおかきのファンも良い気分はしないはずだ。

誰か反対する人はいなかったのだろうか?あるいは社長が独裁状態の企業なのか?
いずれにしろ非常に残念だ。



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将棋の第59王座戦五番勝負の第3局が昨日行われ、羽生善治王座が挑戦者の渡辺明竜王に敗れ、0勝3敗のストレートで王座のタイトルを失った。


第3局は横歩取りの戦形。一時、羽生王座が指しやすいかと思われたところから逆転して渡辺竜王が勝勢に、ところがそこから中々決着がつかず、特に延々と1分将棋が続いたあたりは両者が秘術の限りを尽くしているという感じのギリギリのしのぎが続く、手に汗握る熱戦となった。羽生ファンの私としては大変残念な結果だったが、将棋はスバラシイ名局だったと思う。

羽生王座は今回防衛すれば不滅の20連覇となると共に、タイトル獲得数が歴代単独1位の通算81期になるところだったのだが、渡辺竜王に阻まれた。それにしても、永世七冠といい、20連覇といい、どうしてこうも節目節目に渡辺竜王に阻まれるのだろうか。

一方の渡辺竜王は初の二冠に。これで将棋界には羽生二冠(王位・棋聖)、渡辺二冠(竜王・王座)、久保利明二冠(棋王・王将)と二冠王が3人もいる群雄割拠の状態となった(残る一冠は森内俊之名人)。

羽生二冠の王座戦連覇記録が途絶えた(しかも一回り若い相手にストレート負けで)ことで1つの時代が終わったという感じがしないでもないが、捲土重来を大いに期待したい。特に来年の名人戦。現在羽生二冠は名人への挑戦者を決めるA級順位戦で3連勝と好調。しかもすでに渡辺竜王を破っている。挑戦者の最有力候補といえよう。

羽生二冠、ファイト!



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鉄道車両(直流近郊形電車)の113系が、JR東日本から引退。23・24日にはサヨナラ運転が行われたそうだ。



房総半島で活躍してきた青とクリーム色の“スカ色”と呼ばれる113系。私も2008年3月に関東を旅した際、この113系に乗車した。その時はいたって普通の車両という認識で何の感慨も感動も無かったのだが、それでも今、その車両が引退するという報を聞くと、なんだか寂しい感じがする。

▼113系@五井駅/2008-3-15 OLYMPUS E-330 + 14-45mm f3.5-5.6 トリミングあり
113系@五井駅
小湊鉄道のキハ200形(右)との並び。

▼113系@房総半島/2008-3-15 NIKON COOLPIX 2500 トリミングなし
113系@木更津駅
木更津駅にて。

113系@五井駅
五井駅にて。

113系@大原駅
大原駅にて。

もっとも、JR東日本から引退するとはいえ、113系は西日本ではまだまだ健在。この夏の旅行でも何度も乗った。だから、引退と言われてもあんまり実感は無いのだが。



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昨日は里山に行ったものの昆虫は撮れず、ヒガンバナを撮影した・・・と書いたが、里山へ行く途中の花壇のマリーゴルドに蝶がやって来ていた。

※写真はすべて2011年9月23日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 50mm f2.0 Macroで撮影、特記が無い限りトリミングなし。

▼ツマグロヒョウモン(1・4枚目はトリミングあり)
マリーゴールドにツマグロヒョウモン

マリーゴールドにツマグロヒョウモン

マリーゴールドにツマグロヒョウモン

マリーゴールドにツマグロヒョウモン

マリーゴールドにツマグロヒョウモン

▼イチモンジセセリ(1枚目はトリミングあり)
マリーゴールドにイチモンジセセリ

マリーゴールドにイチモンジセセリ

▼モンキチョウ(トリミングあり)
マリーゴールドにモンキチョウ

夏場ほとんどフィールドに出ていなかったこともあって、久々の一眼レフでの昆虫写真。元々大したことがない腕がなまったのか、あまり満足のいく写真が撮れず、掲載した写真はトリミングしたものが多い。が、撮影自体は楽しかった。

<おまけ>
▼オンブバッタ
マリーゴールドにオンブバッタ



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台風15号が通り過ぎてめっきり涼しくなった今日は秋分。秋の彼岸の7日間のちょうど真ん中であることから“中日”と呼ばれる。この“中日”をニュースでは“ちゅうにち”と読んでいて、まるで某ドラゴンズのようでなんとも風情が無い。小野不由美さんの「十二国記」が好きな私としては、ここは是非“ちゅうじつ”と読んでほしいものだと思う(実際、彼岸の“中日”は“ちゅうにち”“ちゅうじつ”どちらの読みでもよい)。

それはさておき、今日は久々に里山へ。昆虫の撮影が目的だったがそちらはサッパリで(シルビアシジミの生息地にも行ったが、いたのはヤマトシジミだけ)、メインの被写体は道端のヒガンバナ(彼岸花)に。

▼秋の彼岸のヒガンバナ/2011-9-23 OLYMPUS E-620 + ED 50mm f2.0 Macro トリミングなし
秋の彼岸のヒガンバナ

秋の彼岸のヒガンバナ

秋の彼岸のヒガンバナ

秋の彼岸のヒガンバナ

秋の彼岸のヒガンバナ

秋の彼岸の頃に咲くから“ヒガンバナ”の名が付けられているわけだが、どうも今年は咲くのが遅い気がする。撮影中に声をかけられた農家のお爺さんも「今年は遅いなあ、花をまだあんまり見かけんなあ」とのことだった。いつもだったら今が最盛期か、それを過ぎたぐらいだと思うのだが、今年はまだ蕾も多く、花茎を伸ばしきっていない株も見られた。

が、遅いというのは気のせいかもしれない。セミの初鳴きでは毎年、遅いだの早いだの感想を持った挙句、過去のブログ記事を見直して「あ、いつも通りだった」というのが恒例になりつつある(笑)。

セミといえば、里山ではまだツクツクボウシが元気に鳴いていた(もちろん最盛期よりはずっと数は少ないが)。まあ、秋蝉とも称されるツクツクボウシが今鳴いていても不思議ではないが、なんとミンミンゼミの鳴き声もかすかに聞こえて驚いた。今頃鳴いてもメスはみんな土に還ってしまっているだろうに・・・ん、そういえば!と過去のブログ記事を見返すと、やっぱり。昨年9月25日に三木市細川町でミンミンゼミの鳴き声を聞いている。ミンミンゼミは毎年出遅れるヤツがいるのだろうか(笑)。

ちなみに、ミンミンゼミはクマゼミと鳴き声が似ている(ミンミンゼミの鳴き声を早回しにするとクマゼミの鳴き声に、クマゼミの鳴き声を早回しにするとミンミンゼミの鳴き声になるらしい)ため、両種が同所的に生息する場所では時期的な棲み分けを行っており、クマゼミの発生後にミンミンゼミが出現するともいう。暑さに弱いということもあって、京阪神では8月下旬~9月初旬に出現するのだとか。う~ん、三木市ではいつも8月中旬くらいからクマゼミと同時期に鳴いていると思うがなあ。まあ、いずれにしても今の時期に鳴くのは遅すぎるだろう。



今日はこのブログの各記事の下に、関連記事へのリンクと、twitterのツイート用ボタンを表示するように設定を変更した。どうぞ御利用下さい。



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三木市では昨日から今日の午前中にかけて、前線と台風15号の影響で大雨が降り続いた(24時間雨量は観測史上最高の201ミリとなったらしい)。

その影響で美嚢川(みのがわ)も増水。三木本町では昨日、避難判断水位である3メートル40センチを一時超え(たしか10分ごとの観測値では3メートル52センチが最高だった)、避難準備情報が出された(細川町では避難勧告が出された)。夕方、若干水位は下がっていたが、神戸電鉄の車窓に眺めた美嚢川の濁流はすごかった。

一旦収まっていた雨が夜中になって再び激しく降り、今朝の美嚢川も濁流が渦巻いていた。

▼美嚢川@神戸電鉄(三木上の丸~三木間)の車窓
美嚢川@神戸電鉄(三木上の丸~三木間)の車窓
昨日の夕方は左岸の草が生えている部分も水に浸かっていた。

美嚢川@神戸電鉄(三木上の丸~三木間)の車窓
とはいってもすごい量の濁流。

そして、お昼にインターネットで神戸電鉄が鈴蘭台~鈴蘭台西口間で土砂崩れに列車が乗り上げるという事故があったことを知った(ヤフーのトップニュースになっていた)。この事故で鈴蘭台~木津間が不通、バスによる代行輸送となった(けが人が出なかったのが何より)。



夕方、三木駅へ行くとその旨の貼紙がしてあった。が、すでに不通は解除されており、現れた職員の方が貼紙を撤去。ダイヤが乱れているかもと心配したのだが、列車も定刻どおりやって来た(車内でも「先程、新開地への直通運転を再開しました」というアナウンス)。

▼夕方、三木駅にて
三木駅にて

三木駅にて
撮影直後にこれら2枚の貼紙は剥がされた。

三木駅にて
定刻どおりに列車がやって来てホッと一息。

三木駅にて
いつも通りの新開地行きの方向幕。

私に直接的な影響は出なかったが、久々に雨の威力を身近に感じた2日間だった。

台風15号は現在、震災の被災地、東北へと進んでいる。これ以上悲惨な被害が出ないことを祈るのみだ。

※この記事の写真は2011年9月21日、NIKON COOLPIX S4で撮影、トリミングなし。



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本日行われた将棋の第59期王座戦五番勝負第2局で、羽生善治王座が挑戦者の渡辺明竜王に敗れ、0勝2敗のカド番に追い込まれた。



将棋は相掛かりの戦形で、終盤の入り口まで羽生王座が指しやすいかと思われたが、最後は見落としがあったのか、逆転してからはあっという間の終局だった。

羽生王座(三冠)はこの王座戦で防衛すれば20連覇という不滅の大記録と、タイトル通算81期の歴代新記録を達成することになるのだが、宿敵相手に厳しい五番勝負となってしまった。なんとかここから3連勝を願いたいものだが・・・。



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前回に続き、今月10日に行った北近畿への日帰り旅の記事。今回は後編。

※この記事の写真は2011年9月10日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm f3.5-5.6で撮影、ただし写真の右下に“#”のあるものはNIKON COOLPIX S4で撮影、特記が無い限りトリミングなし。

天橋立駅から11時29分発の特急「たんごリレー81号」に乗車。豊岡駅へと向かう。

▼特急「たんごリレー81号」(右)@天橋立駅
天橋立駅
左はここまで乗って来た特急「はしだて1号」。(トリミングあり)

使用車両は“タンゴエクスプローラー”ことKTR001形。この車両は全部で2編成あるのだが、1時間半前に福知山~大江間で乗車した快速「大江山浪漫号」と同じ編成だった。終点の天橋立駅まで来た後、宮津駅に回送されて特急「たんごリレー81号」になる・・・という運用がなされているようだ。

▼特急「たんごリレー81号」の旅
特急「たんごリレー81号」(タンゴエクスプローラー)
座席の背もたれの頭の部分は名産の“丹後ちりめん”。

特急「たんごリレー81号」(タンゴエクスプローラー)
車窓に日本三景の1つ、天橋立が見えた。

特急「たんごリレー81号」(タンゴエクスプローラー)
久美浜駅を過ぎると2号車の車内は貸し切り状態。

観光地を走る北近畿タンゴ鉄道自慢の車両の特急、しかも土曜日なのに乗客はまばら。そして久美浜駅を出ると私が乗った2号車は貸し切り状態に。う~ん、経営はかなり厳しそうだ。いっそ「大江山浪漫号」のような快速として運転して、(現状、特急料金が必要なために敬遠しているであろう)地元の人にも利用してもらう方が良いのではないだろうか?

そんなことや、今後の旅の予定をつらつら考える内に12時30分、終点の豊岡駅に到着。

▼豊岡駅に到着
豊岡駅
駅名表示板。

特急「たんごリレー81号」(タンゴエクスプローラー)@豊岡駅

特急「たんごリレー81号」(タンゴエクスプローラー)@豊岡駅

特急「たんごリレー81号」(タンゴエクスプローラー)@豊岡駅

豊岡駅
コウノトリをイメージしたというデザインの新しい駅舎。

豊岡駅
駅舎の前には私が一番好きな“ゆるキャラ”の“玄さん”。

コンビニで昼食用の弁当を買い、ホームへ。ここからは再び“青春18きっぷ”を使ったJRの旅。12時54分発の普通列車で餘部駅へ向かう・・・のだが、先発の12時41分発の特急「こうのとり5号」がいつまで経ってもやって来ない。そのため乗る予定の普通列車は引き込み線で延々待機。結局特急は15分ほど遅れて到着し、発車していった。途中で何かあったのだろうか?

▼遅れていた特急「こうのとり5号」
特急「こうのとり5号」@豊岡駅
新型の287系車両。

特急が発車するとすぐさま普通列車が入線。定刻より数分遅れて発車したが、途中の香住(かすみ)駅での列車行き違いのための長時間停車で遅れは取り戻したようだった。

▼香住駅にて
特急「はまかぜ4号」@香住駅
特急「はまかぜ4号」と行き違い。

▼鎧駅に停車
鎧駅

鎧駅

鎧(よろい)駅を出て、いよいよ餘部橋梁を渡る。餘部“鉄橋”時代には渡ったことがあるが、架け替えられてからは初めてだ。

▼餘部橋梁を渡る
餘部橋梁を渡る

餘部橋梁を渡る
一部かつての鉄橋が残されていて、並行して走る線路が見える。

渡り終えてすぐ、13時58分に餘部(あまるべ)駅に到着。この日のメインの目的地だ。早速、橋梁見物と“文鎮”の購入へと向かった。

▼餘部駅に到着
餘部駅
ホームに対してかつてとは逆サイドに線路が走っている。

餘部駅
乗って来た列車が走り去る。空模様は怪しかったがなんとか降らずにもってくれた。

餘部駅
解体された鉄橋の鋼材を利用したベンチと駅名表示板。

餘部駅
かつての線路は錆びて草の中に埋もれていた。

▼餘部橋梁
餘部橋梁
保存のために元の鉄橋も一部が残っている。

餘部橋梁
コンクリート製になって、下から見上げた時にあまり絵にならなくなった。

橋梁の下にはログハウス風の小さな資料館兼店があって、様々な餘部橋梁グッズが販売されている。その中の1つが解体された餘部鉄橋の鋼材を利用して作られた文鎮で、形によって1個500円のものと800円のものがあった。1個ずつ購入。本当はリベットがついたブックエンドも欲しかったが、こちらは1個5000円。さすがに手が出ず。

▼餘部橋梁の下の店
餘部橋梁の下の店

餘部鉄橋の鋼材で作られた文鎮
餘部鉄橋の鋼材で作られた文鎮を購入。

鉄橋として作られてから100年経った今も、文鎮の断面は光り輝く。本当に良質な鋼材が使われていたんだなと実感。なお、写真右側のものの穴は解体時にあけられたものではないか、と店のおじさんが教えてくれた。このおじさんは他にも鉄橋を見るオススメスポット(トンネルのある鎧駅側の山から綺麗に見える所があるらしい)などいろんな話しをしてくれて、餘部橋梁“愛”がビンビン伝わってきた。この店へ来るのは2度目だが、こんなにお話をしたのは初めて(前来た時は無人だったようにも思う)。立ち去りがたい店だったが、列車の時間もあり、「また来ます」と告げて駅へと戻った。

駅へと戻ったものの、少しだがまだ時間があった。せっかくなので復活したという噂を聞いていた撮影ポイント、通称“お立ち台”へ。ちなみに以前はホームからお立ち台へと伸びる階段を直接登れたのだが、現在はホームと山の間に線路があり、踏み切りも無いため、橋梁の下を潜る山道をぐるっと迂回しなければならない。

▼お立ち台から撮影
餘部橋梁“お立ち台”への階段
お立ち台へと階段を登る。

餘部橋梁
お立ち台から撮影した餘部橋梁。

餘部橋梁
緩やかにS字を描く部分は、工期短縮のための工夫の跡。

下から見た時は「味気無い橋になってしまったな」という感想だったが、上から見ると印象はガラッと変わり、なかなかのものだと感じた。昔と変わらず、絶好の列車撮影ポイントといえよう。架け替えられてからは正直もう来るまいと思っていたが、来てみて良かったと思う。

今度こそ本当に列車の時間が迫ってきたので、半ば駆け足で山道を通ってホームへ。15時14分発の臨時快速「山陰海岸ジオライナー」で鳥取駅へと向かった。

▼臨時快速「山陰海岸ジオライナー」@餘部駅
臨時快速「山陰海岸ジオライナー」@餘部駅
餘部橋梁を渡ってやって来た。(トリミングあり)

臨時快速「山陰海岸ジオライナー」@餘部駅
この一帯の海岸が世界ジオパークに認定されたことにちなんだ列車名だ。

▼鳥取駅に到着
臨時快速「山陰海岸ジオライナー」@鳥取駅

16時9分、鳥取駅に到着。ここからは乗車券と特急券を購入し、16時21分発の特急「スーパーいなば8号」で一気に日本海側から瀬戸内海側の上郡駅へ。

▼特急「スーパーいなば8号」@鳥取駅
特急「スーパーいなば8号」@鳥取駅

3000円弱の出費だが乗ったことの無い列車だし、快適な車両で、わずか1時間10分で本州を横断できるのは大きい。ちなみに普通列車を利用して因美線の渋い木造駅舎のある知和駅に立ち寄るプランも考えたが、滞在時間がわずか14分しか取れないために断念。しかも帰宅後に知和駅のある因美線の智頭~津山間は台風12号による斜面崩壊のためにバスの代行輸送がされていたことが判明。特急は智頭駅から智頭急行を通るため影響は無かったが、その区間はダイヤが時刻表とは違っているだろうし危ないところだった。そういえば特急の車内でイヤホンをはめた耳に、どこかでバス代行輸送をしているというアナウンスが聴こえたが、まさかそことは・・・。

17時21分上郡駅に到着。

▼上郡駅に到着
特急「スーパーいなば8号」@上郡駅

特急「スーパーいなば8号」@上郡駅

上郡駅からは17時37分発の山陽本線の普通列車。姫路駅で18時12分発の新快速に乗り換え、加古川駅で18時26分発の加古川線の普通列車で粟生駅に18時52分着。この日帰り旅行、そして2011年夏の“青春18きっぷ”の旅が終わった。

今回の旅は下調べの時間があまり取れなかったにもかかわらず、目的地に選んだ大江駅の鬼瓦の展示とコンクリート橋になった餘部橋梁は、いずれも事前の予想は良い意味で裏切られ十分楽しめたし、バス代行区間を知らない内に回避していたりと、なんだか“旅運”に恵まれた良い旅だった。

四国への2回の旅も充実していたし、この2011年夏の“青春18きっぷ”は有意義な使い方ができたと思う。

※在りし日の餘部鉄橋の姿はコチラ



東北に元気を!


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今回から2回にわたって、今月10日に行った近畿地方北部への日帰り旅の記事を掲載する。

あ、ちなみに9月の旅行なのにタイトルに“秋”ではなく“夏”と入っているとはこれいかに・・・と思われる方もいるかもしれないが、夏の青春18きっぷを使った旅ということからの命名である。残暑はこの記事を書いている今現在でもまだ厳しいことだし、どうぞ御理解下さい(笑)。

※この記事の写真は2011年9月10日、OLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm f3.5-5.6で撮影、ただし写真の右下に“#”のあるものはNIKON COOLPIX S4で撮影特記が無い限りトリミングなし。

夏の青春18きっぷが残り1回分余っていた。

さて、どこへ行こうか。そうだ、確か長野県の赤沢自然休養林では森林鉄道に乗れるんだったな。毎年夏は1回は長野県に行くというのがここのところ恒例だったし、この夏は四国ばかりで全然東に行ってない。しかも中央本線には土日に「宿場町トレイン117」という臨時快速列車が運行されており、これを利用すれば日帰りが可能になりそう。よし、そうしよう!・・・と思ったのだが、ホームページを確認すると・・・


赤沢自然休養林は台風12号による被害でしばらく休園とのことorz

さてさて、ではどこへ行こう?そんな時ちょうどテレビで餘部橋梁が取り上げられ、解体された鉄橋の部材を使った文鎮(?)が橋梁近くで販売されていることが紹介されていた。餘部橋梁には架け替えられて以降行っていないし、よし、その文鎮を買いに行こう!しかしそれだけではなんだかなあ、と思いつつネットサーフィンするうちに、北近畿タンゴ鉄道の大江駅で、大江山の鬼伝説にちなんで鬼瓦がたくさん展示されていることを知った。よし、ここにも行こう!ということで青春18きっぷ使用期間の最終日である9月10日(土)の朝、出発した。

加古川線の粟生駅を7時50分発の普通列車で出発。この列車、車内の電光表示が故障しており、乗り込んだときに注意を促すアナウンスがされた。ちなみに、粟生駅の時点で「社町」、社町駅の時点で「西脇市」と表示され、それ以降ずっと「ご利用ありがとうございました」と運行が終了したような表示がされていた(笑)。

終点の西脇市駅で8時22分発の普通列車に乗り換え、福知山線との接続駅である谷川駅へ。そこで8時56分発の普通列車に乗り換え、9時31分、福知山駅に到着。ここで北近畿タンゴ鉄道に乗り換える。

▼福知山駅
福知山駅

まずは、北近畿タンゴ鉄道の改札窓口で「まるごと丹後乗り放題切符」(1700円)を購入。これは土曜休日および毎月1日に、特急列車(自由席)も含めて北近畿タンゴ鉄道が全線1日乗り放題になる切符で、福知山~豊岡間が運賃だけでも1750円であることを考えればとてもお得だ。なお、普通列車のみ平日も含めて全線1日乗り放題となる「KTRローカル1日フリーきっぷ」は1200円である。

福知山駅から乗車する列車は9時58分発の快速「大江山浪漫号」。大江駅へ向かうのに乗る列車としてはピッタリの名前だ。全車自由席の快速ではあるが、車両は特急用の“タンゴエクスプローラー”ことKTR001形を使用している。

▼快速「大江山浪漫号」@福知山駅
福知山駅
改札の電光掲示板。

快速「大江山浪漫号」(タンゴエクスプローラー)@福知山駅
北近畿タンゴ鉄道のホーム。

快速「大江山浪漫号」(タンゴエクスプローラー)@福知山駅
タンゴエクスプローラーで運行されている快速「大江山浪漫号」。

快速「大江山浪漫号」(タンゴエクスプローラー)@福知山駅
全車両ハイデッカーの客室で、階段を数段登って入る。

快速「大江山浪漫号」(タンゴエクスプローラー)@福知山駅
先頭車に乗車した。

かつては特急「タンゴエクスプローラー」としてJRと北近畿タンゴ鉄道を直通運転していたこの車両だが、今年3月のダイヤ改正でJR線内の運用が無くなり、現在は北近畿タンゴ鉄道の中だけを特急「たんごリレー」やこうした快速列車として走っている。故障が多いという話を聞いていて、ダイヤ改正と同時に廃車になるのではと思っていたのだが、こうして現役続行してくれて嬉しく思う。ちなみにデビュー(1990年)したての頃に私は家族旅行で乗ったことがあるらしい。もう20年ほど前のことでほとんど記憶に無いが、今回の乗車はそれ以来のことになる。ちょっと感慨深い。

ハイデッカーになっている車内は、第一印象は良いのだが、窓の上部に貼られた遮光フィルムの様子(気泡が入っていたりで貼り方が雑な感じがして、また破れていたりもする)だとか、前面展望は視野が斜め下に限定される(客室内はハイデッカーだが運転室は普通の高さで窓も低い)こととか、しばらくするとボロというかよろしくないポイントが目に付いてしまった。前面展望はもうどうしようもないだろうが、せめて遮光フィルムは貼りなおした方が良いのではと思う。

まあ、そんな事はともかく、特急用の車両なので乗り心地が良いのは確か。座席の背もたれの頭の部分には名産の“丹後ちりめん”が使われていたりしてこだわりを感じる。また、観光案内のアナウンスもされていた。が、快速である「大江山浪漫号」はわずか12分で大江駅に着いてしまい、後ろ髪を引かれる思いで下車。

▼大江駅にて
快速「大江山浪漫号」(タンゴエクスプローラー)@大江駅
10時10分到着。

大江駅
駅名表示板とホームからの景色。

大江駅はこの地(京都府加佐郡大江町→現在は福知山市に編入)の大江山に酒呑童子(しゅてんどうじ)に代表される様々な鬼の伝説があることにちなんで、駅舎の2階や駅前で様々な鬼瓦を展示している。それがここへ来た目的だった。

▼大江駅の様々な鬼瓦
大江駅の鬼瓦
駅舎の2階には古いものから新しい創作鬼瓦まで様々な鬼瓦が展示されている。

大江駅の鬼瓦

大江駅の鬼瓦

大江駅の鬼瓦
鬼というよりは天狗のようだ。

大江駅の鬼瓦

大江駅の鬼瓦

大江駅の鬼瓦
春日の局(かすがのつぼね)の生家の屋根にあった物。

大江駅の鬼瓦
本来の厄除けの効果は無さそうだが、こんなのが屋根にあったら楽しい(笑)。

大江駅の鬼瓦
なんだかロボットっぽい未来的な鬼だ(笑)。

大江駅の鬼瓦
創作鬼瓦の背後にタンゴディスカバリー車両を用いた特急「はしだて2号」。

大江駅の鬼瓦
一番気に入った鬼瓦。大正時代のお寺の物。修那羅峠の石仏を思わせる造形だ。

また、駅前には鬼瓦公園という広場があり、やはり鬼瓦や鬼の像が展示されている。

▼鬼瓦公園
鬼瓦公園
駅前にも鬼瓦。

鬼瓦公園
鬼瓦が載った柱の列。

鬼瓦公園
青空に、いぶし銀の鬼瓦が映える。

鬼瓦公園
鬼の像のある噴水(?)。

鬼瓦公園
3匹の鬼は皆、酒を飲んでいる。

大江駅
駅前のマンホールにも鬼。

大江駅
大江駅の駅舎。

もし退屈な場所だったらどうしよう・・・と来る前は少し心配したのだが、来てみればむしろ時間が足りないくらい。鬼瓦の造形の魅力に気付かされた。「鬼の交流博物館」(鬼瓦も展示されているらしい)というものも車で15分ほどの場所にあるようだし、次回はもっとたっぷり時間を取って来たいと思う。

駅舎内の売店でお土産を買った後、大江駅からは10時58分発の特急「はしだて1号」で天橋立駅を目指した。

▼特急「はしだて1号」@大江駅
特急「はしだて1号」@大江駅

宮津駅で方向転換した後(本当はここで5分間ほどの停車中に駅スタンプを押したかったのだが、列車が数分遅れていたため断念)、終点の天橋立(あまのはしだて)駅に到着。

▼天橋立駅
天橋立駅
駅名表示板。

天橋立駅
駅舎。

次の列車への乗り換え時間はわずか8分(列車の遅れを考えれば5分強)。当然、日本三景の天橋立を見に行くことはできないわけだが、ここでの私の目的は駅スタンプだったので何の問題も無い。さあ、スタンプを押そうとスタンプ設置場所へ行くと・・・

▼天橋立駅のスタンプは・・・
天橋立駅

な、な、なんと、紛失のため無し!諦めきれずに改札の駅員さんにも尋ねたが、やはり無いとの事。・・・観光地なんだから予備のスタンプくらい・・・と思わないでもないが、仕方が無い。何のためにここまで来たのか分からなくなった。涙目で11時29分発の豊岡行きの特急「たんごリレー81号」に乗車した。

続きは次回。



東北に元気を!


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