南禅寺の水路閣~京都花見旅行2011<2>

前回の記事の続き。4月7日に行った京都旅行の模様、第2回。
(画像はOLYMPUS E-620 + ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm f3.5-5.6で撮影、トリミングなし。)

蹴上インクラインを後にして、南禅寺へ。思いのほか近く、5分ほどで着いた。

▼南禅寺に到着
南禅寺

ここで見たかったのは水路閣。しかし、まずは法堂(ほっとう)を目指して境内を進む。

▼三門(山門)
南禅寺
寛永5年(1628年)に再建されたもの。重要文化財。日本三大門の一つだそうだ。

▼法堂
南禅寺
明治42年(1909年)に再建。普通のお寺でいう本堂と言って良いのだろうか?ここにお参りする。

南禅寺
天井には今尾景年によって描かれた大きな龍の絵。撮影禁止の案内は見当たらなかったので格子の隙間から撮ってみた。横で参拝客が「どこから見ても龍の視線がついて来る」と言っていたが、確かにそんな気もするちょっと不気味な眼である。

お参りを終え、いよいよ目的の水路閣へ。水路閣は境内南側を通るレンガ造りの水道橋。前にテレビの旅番組か何かで見て以来、ずっと来たいと思っていたのだった。

▼水路閣
南禅寺の水路閣
木々の間にレンガ造りのアーチ橋が見えてきた。

南禅寺の水路閣
水路閣に到着。

南禅寺の水路閣
椿の花が見頃だった。

南禅寺の水路閣

南禅寺の水路閣

南禅寺の水路閣
水路閣の上の水路。今も現役である。

南禅寺の水路閣

南禅寺の水路閣
橋脚にもアーチ。

南禅寺の水路閣
皆似たようなことを考えるらしい(笑)。

南禅寺の水路閣
異国情緒溢れる建築物。

南禅寺の水路閣
水路の先はトンネル。こちらもレンガ造り。

建設当初は批判も多かったらしい。当然だ。しかし明治23年(1890年)の完成から100年以上経った今はどうだろう。これが無かったら南禅寺の魅力は半減じゃないかと思えるほど素晴しいレトロな建造物だし、良い感じに古びていることもあって寺の建物の中に違和感無く溶け込んでいる。そして今も琵琶湖疏水の一部として現役で、毎秒2トンの水が流れている。設計、デザインした方に拍手を贈りたい。

水路閣に満足した後は、境内の他の場所を散策し、南禅寺を後にした。

▼方丈
南禅寺
国宝。大方丈と小方丈からなり、前者は旧御所の清涼殿、または女院御所の対面御殿を移築したものという。写真は普段は使われない大玄関。

▼境内は桜が満開
南禅寺

次は平安神宮へ。夜の姫神コンサートの会場の下見を兼ねて。続きは次回。



関係ないが、昨日昼、アゲハ(ナミアゲハ)を今年初見。市役所近くにて、数頭見られた(他にキアゲハらしき蝶も1頭)。
また、本日、カテゴリーの「鉄道」を「鉄道・旅行」に変更。
以上、自分用のメモ。



東北へ元気を!がんばろう日本!

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